謎のストライカー、強化委員に！？【アレスの天秤】 (ページ10)

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第9話ページ10

坂野上「なんでタイヤなんですか！」

円堂「ふぁ？サッカーの特訓といえばタイヤだろ？普通。」

「「「「えええええええええ！？！？」」」」

『円堂、それは普通じゃない。帝国でもやったことないぞ。』

坂野上「そういえば、白雪さんって元帝国だったのか...」

『よし、10分くらい準備するからみんなは休んで。

かなりキツい特訓になるから。』

坂野上「まじですか...」

『コーチに逆らう気か...？』

坂野上「いえっ！！」

円堂「白雪、手伝うぜ。」

『おう、ありがとう！』

10分後

『まだ初回だし、30往復でいいよね。』

円堂「そうだな。」

『よし、これでOK。

みんな！集まって！』

『ざっと説明するとこんな感じ。』

坂野上「それを30往復...！？」

『基本だよ、基本...！』

坂野上「はいっ！！やりますっ！」

『よーい...！』

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

40分後

『みんな、お疲れ様！』

「「はあ...はあ...」」

『はい、スポーツドリンク！...ってあれ、たぬき？』

円堂「どうした、白雪？」

『いや、迷い込んだらしい。...。』

円堂「多分そいつもサッカー好きなんだろ、そっとしてやれ。」

『...円堂らしいな。』

坂野上「白雪さん！俺、白雪さんのシュート見てみたいです！」

『坂野上くん...いいよ！』

坂野上「ありがとうございます！」

『それでさ、マネージャーでもない君に頼むのもあれなんだけど...利根川東泉のユニフォーム、持ってきてくれるかな？』

円堂「おお！似合ってるじゃないか！」

『円堂と坂野上くん達のユニフォーム見てたら、私も着てみたくなっちゃって！』

円堂「規則上、出られないのは残念だな...」

『仕方ないよ。規則だもん。円堂、付き合ってくれる？』

円堂「もちろんだ！」