番外編2 ページ42
『皆さんはじめまして。白雪Aです。入部テストを...』
鬼道「...同じクラスの白雪か。」
『鬼道さん。はじめまして。』
鬼道「はじめまして。帝国学園サッカー部キャプテンの鬼道有人だ。」
『...！？』
1年なのに...キャプテン。
鬼道さん、総帥に気に入られてるんだな。
鬼道「さて、入部テストといくか。俺からボールを奪いに来い」
『はい。』
ﾋﾟｰｯ!
鬼道「白雪、来い！」
『それでは...』
私は軽々と鬼道さんのボールを奪った。
鬼道「なん...だと...っ！？」
『...ボール...取りました。』
鬼道「...つ、次は佐久間にボールを取られないようにドリブルをするんだ。」
『...は、はい。』
どうしたんだろ、鬼道さん焦ってる。
...と思いながら佐久間さんにボールを取られないようにドリブルをした...いんだけど...
『佐久間さんってどちら様...？』
佐久間「俺だ。」
『ああ、あなたですか。それではいきますね...』
佐久間さんを軽々と抜いてドリブルをする。
鬼道「よ、よし。最後はGKの源田にシュートを打ってみろ。必殺技があれば使ってもいいぞ。」
いや、焦りすぎじゃない？
源田「来い！」
『それでは行かせてもらいますね...
フレインド・メア！レベル6！』
佐久間「...！」
源田「パワーシールド！
うわあぁっ！！」
シュートがゴールに入った瞬間、スタジアムにいる部員達はみんな黙った。
鬼道「...ﾌﾌｯ
白雪A。帝国サッカー部入部を許可する。」
『...！本当ですか！？ありがとうございます！』
佐久間「白雪...。」
『あ、佐久間さん。』
佐久間「お前の必殺技...すごいな！」
『まだまだですよ。』
源田「俺、白雪よりももっと強くなってみせる。」
『えへへ、いつかフレインド・メアを止めてくださいね。』
鬼道「白雪、俺達とお前は同級生だ。敬語を使わなくてもいい。」
『あー...じゃあ、鬼道...佐久間...源田！
よろしくね！』
佐久間「.....っっっ！！！
よ、よろしくな。」
源田「ああ、よろしく。」
鬼道「ちなみにポジションはどこだ？」
『FWだよ。』
佐久間「...そうなのか！？」
『うん！一緒？頑張ろうね！』
佐久間「...あ、ああ！」
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作者名：ひげちゃむ | 作成日時：2018年12月1日 17時
