謎のストライカー、強化委員に！？【アレスの天秤】 (ページ33)

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第32話ページ33

午後の練習は要くんと下町くんの天竜も完璧に攻略し、今日も練習を早く切り上げた。

みんなが帰ったのを見送って私たちも帰る。

...ていうか助けてよ。

円堂が怖い。

『ねえそんな気になる？』

円堂「...ん。」

『君が拗ねる意味がわからないよ私？』

円堂「...分からなくていい。」

『あのさ...』

円堂「...んだよ。」

『今の円堂に対して4文字で表してもいい？』

円堂「...いいよ。」

『かわいい』

円堂「...うっせえ。」

『え、キレてんのかわからない』

円堂「...あっそ。」

『えぇ本当になんで拗ねてんの...？？』

『疲れたぁ...学校から宿まで遠すぎ。』

円堂「白雪...教えてよぉ...」

『...んもう、わかったよ。』

『円堂、去年の世宇子戦で私達雷門は勝ったんだよね？』

円堂「ああ、うん。」

『そしてあなたは私に告ったよね？』

円堂「うん。」

『バスに乗った、その後は？』

円堂「あんまり覚えてない。」

『すぐに3年生になったっていう感じしない？』

円堂「...するね。」

『以上。』

円堂「はあ！？それだけ！？」

うん。それだけなんだよ。ごめん。

円堂「なんだよ～...」

『ほら、あなたが拗ねるほどでもない内容だったでしょ。』

円堂「...ん。

実は、最近お互い疲れてて話せたりしなかった日があったから...」

『だから拗ねたの！？』

円堂「...うん。」

『えぇやっぱ円堂可愛いよ...』