謎のストライカー、強化委員に！？【アレスの天秤】 (ページ12)

今日:8 hit、昨日:11 hit、合計:25,855 hit

第11話ページ12

『誰...？』

？？「おっと、ごめんね。びっくりさせちゃった？」

『そんな事より誰ですか。』

？？「ああ、ごめん。僕は野坂悠馬。王帝月ノ宮中に通ってるんだ。」

『王帝月ノ宮...？聞いたことない。』

円堂「いつできた学校なんだ。」

野坂「別に、最近でもないよ。」

『なんなの、このアレスの天秤システムって。』

野坂「まあ、簡単に言うと、教育的な何かだよ。」

『簡単に言いすぎでしょ。...ところで君は何年生なの？』

野坂「2年生だけど？」

『後輩じゃん。』

野坂「君が後輩？なら敬語を使わないと。」

『お前が後輩なんだよ！』

野坂「おっとおっと。ごめんなさい。先輩。あなた達の名前を教えてほしいです。」

『白雪Aだけど...』

円堂「円堂守。」

『ところで、野坂くんの後ろにいる人は誰？』

野坂「僕の後ろ？西蔭政也。僕と同じ王帝月ノ宮2年生だよ。」

『あぁ...そう。

もう私、帰るから。それじゃ。』

円堂「あっ、ちょっと待てよ！」

野坂「西蔭。あの2人がまさかこんな所にいるなんてね。」

西蔭「そうですね野坂さん。2人はアレスの天秤システムをご存知ではなかったようですが。」

野坂「昔からあるのに。

アレスの天秤システムも知らなければそりゃあ王帝月ノ宮も知らないね。」

私は歩いている途中でも2人の会話は聞いていた。

アレスの天秤システムと王帝月ノ宮中、関係あるの...？