それでも星は夜を照らす【作詞】

ラストプレアー ページ10

この世界には一体何がある？
目に見える物だけを手に入れる
それだけで皆満足する
本当に欲しいのはそんな物じゃないはずだよ

生きてる理由 死に行く理由
綺麗事なんかで片付けないで
ならば私には何が出来るだろう
答えなんて知ってるはずなのに背いてばかりで


目を閉じて夜空を拒絶する
明るみに混じれた劣等生
彼らへ告げる とても綺麗だね
安物の命がそう告げたところで何になるんだろう

甘えてた 誰かの不幸せに
平和を願うだけの賢者面
夢を見てる 滑稽な妄想だけを
真っ直ぐ掴みたいならここから動かないとなのに


歌なんかで誰が癒される？
紛い物のオモチャだ 所詮は
なら今ここで証明ごっこだ
今ここで、全てを終わりにするから



信じてた 私はきっとそうだ
誰も知り得ない明日に期待する
生きてみようか 一度は諦めた
どうか この世界で1番の奇跡を

あなたも私も何も救えない
この一輪の花の命さえも
何でも消費して生まないだけの連鎖に
どんな価値を見出してくれるの



---



あの塵でさえ いつかは無くなるんだ
そんなの最初からわかってるけど
君が吐いた嘘を信じれば
もう少し楽な気持ちで生きることができたはずだって

祈りを捧げても 何も変えられない
不思議な力なんて無いんだから
私も恐れてる 死んでいくことが
望んでるはずなのに矛盾だけが頭を通り過ぎるの


声なんかで誰が労われる？
虚しさだけ増やして苦しめる
刻んだ傷は残り続ける
傷だけが、生きてた証になり得る



信じても 泣く日は来ないんだよ
利害一致だけであってほしい
安楽の果てに 何があってもさ
決して 楽にはなれないってこと

神様だってさ何も救えない
お釈迦様だって仏様も
世界は残酷で同時に美しいだけで
実際、辛くはないはずなんだ



---



見捨てるよりも 側に居てあげたい
寄り添うことしか能がない
誰の為に生きているつもり？
自分の為に生きても良いと思うんだ



信じてた 生きてく理由を
一つも無くてもそれで良いから
死なないでほしい どうか消えないで
エゴで成された唯一の願いを

あなたも私も何も救えない
けど、だから何ってさ あなたは言う
何でも恨んでは何でも愛したがって
そんな世界で生きてみたいんだね
ねえ、その日まで休んで良いんだよ


おやすみ

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