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26話 ページ27

お館様の御屋敷のお庭に到着した。



A「…あ、後藤さん。」



後藤「…おう、久しぶりだな。」



炭治郎くんが後藤さんに背負われて連れてこられた。



可哀想に。酷い怪我だ。



今は、後藤さんが炭治郎くんを起こしている。





しのぶちゃんが裁判する事を説明して、煉獄さんや宇隨さんが処罰する事を提案している。




A「無一郎くん、あれは羊雲ですよ。」


無一郎「…あぁ、そうだ。羊雲だ。ありがとう、A。」




私は呑気に空を眺める。




ほんとに危ない時は助けられる自信があるし。


お館様にも何か考えがあるのだろう。





伊黒さんがネチネチして、炭治郎くんが抗議するも、それはとめられた。




不死川「オイオイ、なんだか面白いことになってるなァ。」





不死川さんの登場によって。




しのぶ「不死川さん、勝手なことをしないでください。」



不死川さんは勝手に禰豆子ちゃんの箱を持ってきたんだろう。


珍しくしのぶちゃんが怒りを顔に出している。





…しのぶちゃんはいつでも笑っている。



前はもっと怒ってたのに。



きっと、カナエさんになろうと頑張っているんだな。
とは察していた。



でも、それを"やめろ”と私は言うことはできない。


私が、カナエさんから鬼殺の能力を奪ったも同然なのだから。






…もっと、もっと力が必要だ。





そう考えていると、いつの間にか炭治郎くんが不死川さんに頭突きをかましていた。



…え、頭突き?




A、蜜璃『ブフッ………すいません。』




しまった、笑ってしまった。



蜜璃ちゃんも笑っていたから、まぁいっか。




そして、お館様がいらっしゃった。




お館様「よく来たね。私の可愛い剣士たち。」




…やっぱり、お館様の声は不思議だ。


頭がホワホワする。




そのまま無一郎くんの隣で膝をつく。



不死川「お館様におかれましても御壮健で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます。」



…私が言いたかった。




それから、お館様から説明があり、それでも納得いかない人がいたので、お館様は手紙をよませた。




それに私も衝撃も受けた。




「もしも、禰豆子が人に襲いかかった場合は、竈門炭治郎及び───鱗滝左近次、冨岡義勇、鱗滝錆兎、鱗滝真菰が腹を切ってお詫び致します。」




とても、悲しくなった。



────────────────────


錆兎くんと真菰ちゃんの苗字、鱗滝さんに貰った設定にしています!

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作者名:BoRam | 作成日時:2019年12月11日 22時

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