検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:15,233 hit

変人が54人 ページ7

.









「『よっしゃあーー!!』」









無事に1回戦を突破し、ほっとしたのもつかの間









灰「お、俺のカバンどこだ!?」

芝「えっ?」

『はあ!?何してんの!?』









リエーフのカバンがどこかにいったらしい。

アホか………アホか!!!!?いやでも荷物確認しなかった私も悪いし、でももうすぐまた試合始まるし……









『黒尾さん!次の試合、私いなくても大丈夫ですよね?リエーフのカバン、高速で探してくるので!』

黒「は?でも」

『見つかったら外からバカでかい声で応援するので!負けないでください!!』









大声で言うと黒尾さんは少し目を見開いた後、笑って「約束だぞ」と言った。

約束は守ります!

私は猫又監督にも事情を説明して、コートから出た。









夜「やりやがったなリエーフお前」
灰「ホントにスイマセンッッッ」
黒「あいつがベンチにいないから負けた、とか笑えねえから」
孤「…確かに」
海「俺たちの見せどころだね」









.









.









『っ、ありがとうございます!』









リエーフの特徴的な白と淡い黄色のスポーツカバン。それは観客席の端っこに置かれていて。

こいつ、どんなとこに置いてんだよバカ!!!!!

とりあえず悪いと思いながらカバンの中を点検する。

財布…はあるし、お昼ご飯も入ってる、軽食よし、タオルもある、大丈夫か

チャックを閉めて、始まっているであろうコートに向かって走った。









『つ、疲れる…!』









こいつ何でこんなにカバン重いの!?そりゃ持つの嫌になるわ!!投げ出すわ、置いてくわ!!!!!

自分でツッコんでると「大丈夫かい?」と声が聞こえた。









『……?私、ですか?』

「疲れてるように見えたので。おや、音駒高校の方かな?」

『あ、はい。マネージャーの荒川 Aって言います。………えっと』

「ああ、申し訳ない。私は雲雀田 吹 。音駒の試合はもう始まってるんじゃないかな?」

『そうなんですけど、うちの部員(バカ)がちょっとやらかしまして』

「ハハハ!そりゃあいい!」









雲雀田さんは豪快に笑った後、音駒の試合を見たかったらしく一緒に行くことになった。

雲雀田さん…どっかで見たことあるんだよな

そんなことを思いながら音駒の観客席へ向かった。

変人が55人→←変人が53人



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
183人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 音駒 , 無気力組
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆゆーた - おおっと!!おみおみ嫉妬か!!?いい!!好き!! (2020年8月9日 13時) (レス) id: 2c738b4342 (このIDを非表示/違反報告)
ピーチソーダ(プロフ) - 澪さん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします(^^) (2020年6月2日 19時) (レス) id: 4d85fa1263 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます!! めっちゃ面白いし、神ってます!更新頑張ってください!応援してます! (2020年6月1日 10時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ピーチソーダ | 作成日時:2020年5月30日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。