13 俺らで ページ16
特になにか得策が思いつくわけでもない
でもレトルトやP-Pをあのままにするのはいけない
『とりあえず、レトルト達を家に連れて帰るのが一番だ』
キヨ「なんでだ?」
『やっぱりあのまま放っておくと状況が悪化しかねない。』
キヨ「なるほど」
『俺はレトルトたちを何とかして連れてくる キヨは車を持ってきてくれ』
キヨ「わかった」
『とりあえず キヨの家は小さすぎるから俺の家に連れて行く 待ってろ』
キヨ「おう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『レトルト P-P つわはす 牛沢。』
レト「な、なんですか」
『さっきはすまん とりあえず見せたいものがある』
P-P「し 信用できないですよ」
『…俺の名前は…霧島A Lieっていう名前でゲーム実況してるんだ』
つわ「ゲーム…」
P-P「実況者…」
レト「ゲーム実況者…」
牛沢「…何か懐かしい言葉ですね」
『そう ゲーム実況者。色々ゲームをしながら実況をして 動画サイトにあげるんだ お前らにはそれを見て欲しくて…』
つわ「い、嫌ですよ!絶対なにかするn」レト「僕は行きますよ」
P-P「!?」
『貴方達の名前を言ってあげます』
P-P[え あぁ…はい…」
レト「僕もこの三人知らないですし…」
そう言ってP-Pとつわはすと牛沢を指す
自分の本名しか覚えてないみたいだな…
『貴方の…あだ名はレトルトです 貴方はP-P 貴方は牛沢 貴方はつわはすです。』
一人一人教えていく
レト「レトルト…」
P-P「P-P…」
牛沢「牛沢…」
つわ「つわはす…」
『ちなみにさっきのやつの名前はキヨです。』
レト「キヨ!?」
P-P「どうしたんですか…?レト…ルトさん…」
レト「いえ…なんでかわからないけど反応してしまいまして…なんだか初めて会ったような気がしなくて…」
『レトルト』
レト「はい…?」
『つわはす』
つわ「はい…」
『牛沢』
牛沢「は はい!?」
『P-P』
P-P「ん?」
『キヨと俺を信じてくれ』
レト「記憶がからっぽのままじゃぁ嫌なのでついていきます。」
牛沢「ええ 俺もです なんだか悪い人じゃなさそうですし」
つわ「じゃぁ俺も」
P-P「僕も」
『ありがとう じゃぁついてきてくれ。』
そう言って楽屋を出て イベント会場裏出口から出る
表の方からはたくさんのギャラリーの声で埋め尽くされてる。
すまん 俺のせいで
8人がお気に入り
「実況者」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:神山美咲_下弦の月 | 作成日時:2015年5月2日 4時