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ユーリside





とりあえず一段落して、今は甲板でくつろぎ中。


皆の名前も教えてもらったよ。





ナミ「……そういえば、貴方、どこで降りるの?

一時的に乗ってるだけで、仲間になった訳ではないんでしょう?」



『あー…考えてなかった…

一つ二つ位先の島であればすぐ見つかるし、いくつか先の島まで…かな?』



ナミ「あら、結構長くなりそうね。

…となると、戦闘力とか付けておいた方がいいんじゃない?

私達、何かと戦うことが多いから。

悪魔の実の能力もまだ使えてないんでしょ?」



『そうだ。

俺は武器使えないし、能力を活かした戦い方とか修得したいんだけど……

素手……になるかな。』



ナミ「うーん、素手だとルフィ…だけど。

アイツは伸びるしなー…」



ロビン「とりあえず、筋肉とかつけた方がいいんじゃないかしら。

その細い腕で攻撃しても、ダメージ入らないんじゃない?」



『……ソウデスネ。』





女の人に細いって言われるとは……


結構ショック。





ナミ「筋肉つけるなら……ゾロとかかしら。」



『ゾロ…さん!

ゾロさーーん!

俺に稽古?つけてくださーーい!!』





俺は後ろの方で寝ているゾロさんに声を掛けに行く。


あれ、寝てる時に声掛けて大丈夫だっけ?


まあいいや。





『ゾロさーーーん!!』















ロビン「すっかり剣士さんに懐いてるわね。」



ナミ「稽古って剣のやつじゃない……」
















ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





結局一人で能力の練習をしていた時、ロビンさんが島を見つけたと言う。


とりあえず能力について分かったことは、


一つ、自分の体を全てすり抜ける体にできるということ。


二つ、物や生き物の中に入っている時に能力を解くと、それから弾き出されるということ。


三つ、生物以外であれば、触ることで自分以外触れないようにできるということ。


四つ、温度等の攻撃には弱いということ。



全ての物をすり抜けるということで、全身に発動してしまうと、遥か下まで重力に引き寄せられて落ちてしまう。


足裏だけでも実体にしておけば、床にぶら下がれる。


そこら辺の練習してたらまあ当たり前のように失敗して、海に落っこちたり頭ぶつけたり。


何回もチョッパーにお世話になってしまった。


……もうチョッパーから離れん。


チョッパーっていいね。モフモフだし。

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作者名:R | 作成日時:2021年12月3日 12時

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