・ Lv２ ページ4
ユーリside
俺は目を覚ます。
今度は固い板や地面の上ではなく、フカフカのベッドの上で。
ﾁｮｯﾊﾟｰ「お、目が覚めた。
お前溺れてたんだぞ。
体はなんともない？大丈夫か？」
『あ、うん大丈夫。』
ﾁｮｯﾊﾟｰ「おーい！目が覚めたぞー！」
あのシカ？が人を呼ぶ。
ﾙﾌｨ「お、目ェ覚めたか！
……お前、何で隠れてんだ？」
ｻﾝｼﾞ「美しいお嬢さーん！
温かいお飲み物はいかが？」
『ちっ、近付くな！』
ｻﾝｼﾞ「？！」
『……近付いていいのは、
手当してくれたシカと女の人二人……それとそこの剣士…さん。』
ﾁｮｯﾊﾟｰ「おれはトナカイだ！」
俺は順番に指す。
ｻﾝｼﾞ「ﾁｯ…何でマリモはいいんだよ。」
『後…そこ、のグル眉…の方。
俺は、男……です…』
ｻﾝｼﾞ「……嘘だろッ？！」
ﾅﾐ「…で、貴方は誰？」
オレンジの髪の女の人が近付いて言う。
『……俺はユーリ、15歳だ。
モックタウンで船に乗って、ずっと隠れてたんだ。
空の上でお前らが船を出てって、眠ったらあの海軍基地に捕まってた。
溺れてたのは……分からない。
何故か体に力が入らなかったんだ。』
ﾅﾐ「水に入って力が入らない……
あそこの水は海水よね？
もしかして……悪魔の実能力者？！」
『……悪魔の実は食べてない……はず。
＿＿＿＿あ、食べた！
緑色でイチゴみたいな不味いやつ！』
ﾛﾋﾞﾝ「＿＿それはスカスカの実ね。
万物をすり抜ける能力がある
オンオフ出来る能力。
他の生物以外の物なら、能力者以外触れられない様に出来るわ。」
『え、何それ最強じゃん。』
ﾛﾋﾞﾝ「ただ、温度等は普通に感じるわよ。
海楼石や海に触れると、能力発動中でも実体に戻るみたい。」
『………意外と弱い。』
ﾅﾐ「すり抜けるだけなら、私達に攻撃しないわね。
……そうだ、何でサンジ君達は近付いちゃダメなの？」
『………俺は男性恐怖症なんだ。
剣士…さん、は捕まってた時に " そういう事 " はしないと分かったから。』
ﾅﾐ「" そういう事 "？」
『自分で言うのも何だけど、この顔でしょ？
……何回も男に襲われたんだ。
信用出来るのは女の人と子供だけ。
だから、あのグル眉…さんみたいな人は無理なんだ。』
ｻﾝｼﾞ「ガーン……」
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スカスカの実は某アカデミアのミ〇オ君みたいな感じです
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作者名：R | 作成日時：2021年12月3日 12時
