成長Lv１ 海賊との出会い。 ページ3
ユーリside
昨夜、俺はモックタウンを出て麦わらの海賊に着いていいった。
するとどうだろう、
何故か今、空にいる。
………え、ヤバくね？
てか船の乗組員自体ヤバいんだが。
一億になった(らしい)麦わらに、
子供の頃から賞金首のニコ･ロビン。
人型のシカ？か何か。
まあ流石って感じだわ。
……あ、俺？
因みに俺は船内に隠れてます。
暫くすると、急上昇が止まる。
雲の上に着いたみたいだ。
海賊達も全員外に出て、見つかる心配はなくなった。
よし、一眠りしよう。
＿＿＿＿そうして俺は、眠りについた。
＿＿＿い、＿＿＿おい、そこのお前！！
何やら声が聞こえて、俺は目を覚ます。
どうやら結構眠っていたみたいだ。
……ここはどこだ？
周りを見渡すと、麦わらの仲間がいる。
……男。
『…あの……ここ、はどこ、ですか……？』
ｿﾞﾛ「あ？
牢屋だよ、お前にも手錠付いてんじゃねえか。
それよりお前、誰だ。
俺らの船から見つかったって聞いたが？
(何かビビってる……ような。)」
『お、俺は……
(あれ、こういう場合って本名でいいのか？！)』
ｿﾞﾛ「……まあいい。
お前、ここから出るの手伝え。」
『て、手伝う、もなにも……今出来ること…何て…ない、です……』
ｿﾞﾛ「なんだお前さっきからボソボソと……
何か言うならはっきり言えよ。」
こ、怖ぇ……！
やっぱ男の人無理！！
ｿﾞﾛ「……おい、」
『こ、来ないでっっ！！』
ｿﾞﾛ「？！」
あ、やべ。
これ死んだわ。
ｿﾞﾛ「んだよ、デケェ声出んじゃねえか。」
……あれ、何もしてこない。
ｿﾞﾛ「……で、お前はだ」
ｳｿｯﾌﾟ「離せコノヤロ…ッ！」
その時、牢屋にもう一人入ってきて、俺は気絶した。
ﾄﾞｺﾞｫﾝ
響く騒音で、俺は再び目を覚ました。
ラッキーな事に、牢屋も手錠も壊れている。
俺はすぐさま麦わらの船に向かう。
………いや、麦わらの船を探しに向かう。
『＿＿＿あ、あった！！』
板を貼り合わせて、海軍の船に偽装しているようだ。
見張りがいるみたいなので、海の方から近づこうと思う。
そう海へ飛び込むと、
………何故か力が入らない。
このままじゃ溺れる……！
『誰か……たす、け……！』
もう何回目だろうか。
俺はまた気絶した。
・
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作者名：R | 作成日時：2021年12月3日 12時
