・ ページ32
Aside
ｾｯｹ「いつか声が聞けるように、名前だけでも教えてくれないかな？」
【すみません、ご注文を先に。】
ｾｯｹ「俺はセッケ。あ、因みに魔法騎士団員だぜ！」
【すみません、ご注文を先に。】
ｾｯｹ「この前の事件だってなあ、＿＿＿＿＿」
＿＿コイツ、無視してやがる。
人としてないわ。
てか事件についてだって嘘ばっかりじゃねぇか。
昇進したのって俺とアスタ、ユノとかだけだったぞ。
つーかこの前の事件だけで一気に中級に上がれるかっつの。
……しょうがない。
スパンッ
＿＿"聖水の刃"でプラプラしていた前髪を綺麗に切りそろえてやった。
そして耳元で＿＿
『申し訳ありません、後がつかえているので早くご注文を。
それと＿＿この前の事件の当事者にペラペラ嘘喋っても通用しないからな。
俺は本物の魔法騎士団員だ。』
＿＿＿そう言うと、それはもう急いで注文していた。
それと、さっきの魔法が女子の頬に当たっていたようで、切り傷が出来ていた。
申し訳ありません、と言いながら治すと、大丈夫ですよ、と返ってきた。
凄い優しい。
お詫びに飴を人数分渡して業務に戻った。
ノエルに視線を向けると、よくやった、みたいな感じでグッドサイン貰った。
アスタ達のテーブルに視線を戻す。
＿＿＿＿＿すると、フィンラルと目が合ってしまった。
フィンラルは目をカッ開いていたが、(目元だけ)ニコッと微笑むと、視線を元に戻した。
＿＿＿＿これはセーフなのでは？
いやあ、良かった良かった。
俺は気づかなかった__
フィンラルが一旦トイレに向かうのを。
その後、アスタ達がどうなったかは知らない。
ノエルに任せていて、俺はずっと業務をしていた。
ただ、客が吹っ飛んできて、連れられるように店を出たアスタを追い、ノエルが店を出たところは見たので、俺も失礼することにした。
その場で着替えたので、下から男の体が出てきた事に皆は騒然としていた。
まあ、俺はそんな事どうだっていいので、走ってノエルを追った。
ノエルが見ている路地裏を覗くと、レベッカとアスタが良い雰囲気だった。
レベッカが好きな人はいるのか、と聞くと、アスタは即座に居る！＿と答えていた。
その後何か続けようとしたが、レベッカの言葉によって遮られる。
ノエルは続けようとした言葉の先を想像して、百面相していた。
後輩可愛い。←
・
アスタの合コン Fin
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 74人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
R(プロフ) - 響輝さん» ありがとうございます…！！できるだけ短期間でできるよう頑張っていきますので、お付き合い下さい！ (2021年11月4日 7時) (
レス) id: 7cbfc4d8f3 (このIDを非表示/違反報告)
響輝(プロフ) - Rさん» 作品読ませていただきました。更新再開するの待ってます…！！ (2021年11月3日 23時) (レス) @page43 id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 了解です！ (2021年10月19日 15時) (レス) id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 舞さん» リクエストありがとうございます！本編での絡みが少なそうなので、番外編ということで作らせて頂きます！ (2021年10月19日 15時) (レス) id: 7cbfc4d8f3 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - ノゼルとフエゴレオンと魔法帝と絡んでほしいです特にBのLの方で（多めに）← (2021年10月19日 15時) (レス) @page28 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：R | 作成日時：2021年10月16日 17時
