【ブラクロ】無表情のあの人は。【男主】

6.アスタの合コン ページ30

ＮＯside






魔法騎士団、黒の暴牛の団員＿＿フィンラル･ルーラケイスは悩んでいた。

それはとても重大な悩みだった。



ﾌｨﾝﾗﾙ「(どうする＿どうしたらいい＿＿！)」



フィンラルの悩みは任務についてではなく＿＿＿＿＿



ﾌｨﾝﾗﾙ「(今夜の合コン！！)」



＿＿合コンとはつまり、合同コンパ！

男女の親睦を深める為の食事会だ！



ﾌｨﾝﾗﾙ「(セッティングしたら、相手の女の子が3人になった＿＿それはいい！！女の子が多ければ僕は嬉しい。

＿＿だが、問題はこちらから誰を連れて行くか、だ。

アスタ君は賑やかし要員として決定だから、後1人＿)」



フィンラルは空間魔法で、選択肢の元へ向かう。



マグナ

ﾌｨﾝﾗﾙ「(ダメだな、ヤンキー好きの女の子もたまに居るけど……マグナだとヤンキーすぎて引かれる。)」


ゴーシュ

ﾌｨﾝﾗﾙ「(…ないなー。合コンに行っても、ドン引き間違いなし！)」


ゴードン

ﾌｨﾝﾗﾙ「んー、ゴードンは何考えてるか分からないしなあー。ないなー。」


ヤミ

ﾌｨﾝﾗﾙ「思い切ってヤミさんなんてのも…おっさん好きの女の子もいるだろうし＿＿＿いや、ヤミさんチャラいのは嫌いだしなー…(やめよう。)」


A

ﾌｨﾝﾗﾙ「Aは＿＿＿ダメだな。まだ動けなかったろうし。

＿女の子取られるかもだし。」



フィンラルは良い奴だ、良い奴なんだ、これでも。



ﾌｨﾝﾗﾙ「となると後は＿＿」

ﾗｯｸ「＿＿＿合コン？いいよ。」

ﾌｨﾝﾗﾙ「良かったぁ、よろしくー。(まあ、ラックなら見た目はまともだし、大丈夫だろう。)」

ﾗｯｸ「＿で、合コンって何？」

ﾌｨﾝﾗﾙ「＿大丈夫かなぁ…？」



メンバーも決まった所で、会場へ向かう。





＿＿＿後ろからノエル、それとノエルに連れられたAも共に。

















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《平界の街 ネアン》

Aside


ベッドで休んでいた所、ノエルがいきなりやってきた。

アスタの合コンだそうだ。

どうせフィンラル辺りが休みだと聞いて誘ったのだろう。(正解)

何故俺に言うのだろうと思ったら、いきなり着いて来なさいと引っ張られた。

後ろからこっそりフィンラルの空間魔法を潜り、会場へと向かう。

着いたのはネアンだった。

ここ来たことある、懐かしいなあ。

ノエルと、すぐ側にある柱に隠れる。

尾行しているとき、ノエルが百面相してて面白かった。









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