【ブラクロ】無表情のあの人は。【男主】

4.報告へ ページ14

Aside






懐かしい夢を見た。

子供の頃の夢。

村の子供達と一緒に遊んだ事。

父さんと母さんと一緒にご飯を食べた事。









『今はもう』









『出来ないけれど』









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起きると黒の暴牛アジトのベッドにいた。

日付を見た所、結構寝ていたみたいだ。

運んでくれたマグナに感謝しないと。

あ、そうだ

調査任務の報告しなきゃ。




下に降りると、皆揃っていた。(ヤミさん以外)

なんかびっくりされた。

詰め寄ってきたから落ち着かせて話を聞くと＿



・ソッシ村の事で、魔法帝から星を1つ授与された事

・アスタとノエル、それとラックが魔宮(ダンジョン)に行ったこと

・そこでダイヤモンド王国の刺客と会って勝ったこと

・そこに金色の夜明け団もいた事

・そこからアスタは一週間寝ていた事



ということらしい。

すげーなアスタ、見直したぞ。

んで、朝ご飯を食べていると、

扉を壊してヤミさんが来た。

ヤミさんにもよくやったって言われた。

単純に嬉しい。


で、アスタとノエルが魔宮の報告に騎士団本部に行くことになった。

俺も調査任務の報告に行きたかったし、丁度いいから、ということで一緒に行く。









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《王都》

アスタが「すげー」、「でけー」って騒いでる。

まあ最果て出身だし、あんまりこういうのは見ないよな。

後輩可愛い。

本部に向かう途中、金色の3人とあった。

どうやら、この3人が魔宮であった人達みたいだ。



ｱｽﾀ「やぁーやぁー、金色の皆さんじゃないですか」

？「おぉ、一週間ぶりだなアスタ君！
お前達も、報告に来たのか？
怪我は、もう大丈夫なのか？」

ｱｽﾀ「おう！いっぱい食べて、いっぱい寝たから大丈夫だ！」



子供か、子供なのか



？「子供か」

ｱｽﾀ「だァれが子供だ！」

？「お前だ」

ｱｽﾀ「お前も同い歳だろーが！」



あ、入団試験の日、アスタと一緒にいた子だ。

コントやってる。←

アスタが奥に居た女子に声を掛けると、逃げていった。

…またコントやってる。

ノエルが声掛けに行くと、女の子は頬を染めて何か話している。

そして2人とも頭を抱えだした。

アレか、"こ"が付くやつか。

…てか俺認識されてる？

紹介をしてほしいので、アスタの肩を叩く。









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