8.無表情君のお買い物。 ページ39
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Aは、城下町へ来ていた。
魔法騎士団団長会議の後、海底神殿へ行く事が決まり、その為の買い物だ。
実はアスタ・マグナ同様、Aは海が初めてである。
旅の途中に行こうとしたのだが中々時間が作れず、何度もチャンスを逃してしまい、未体験のまま今を迎える。
そこで、現在城下町で買い物をしようとしているのだ。
とりあえず、服屋を見つけようと近くをブラブラする。
その時____
ユノ・貴「『___あ。』」
__金色の夜明け団の新人、ユノと偶然出会う。
特に話すこともないので、Aは会釈をし、直ぐに去ろうとするが__
ユノ「っあ、えっと……」
__ユノが袖を掴み、引き止める。
Aは訳が分からないというふうに首を傾げる。
ユノ「っせ、せっかくだから、一緒に行きたい。(滅多にないチャンスだ、そうそう逃してたまるか…!)」
【あぁ、うん。全然いいよ。】
こんな俺と一緒に居ていいのか、とAは思うが、全く__いや、逆に一緒に居たいとユノは思っている。
ユノも自分の買い物があるのではと思い質問したところ、もう買い物は終わり、帰るところだから大丈夫、という返答が帰ってくる。
ユノも何を買おうとしているのか質問する。
任務で海に行くから、その為の水着、と答えると、ユノは少し落ち込む。
水着が見れないのが残念なのだ。
そんな事を話していると、服屋に着く。
待たせるのもあれだし、とAが帰そうとすると、俺も選びます、と先に店へ入ってしまった。
またわけも分からず首を傾げる。
続いてAも店へ入る。
水着のコーナーとユノは直ぐに見つかった。
ユノは水着と睨めっこしているが、Aを見つけるとこれとかどうですか、と薦めてくる。
コーナーをぐるりと見て目に付く物が無かったので、ユノが薦める水着を買うことにした。
ユノが薦めた水着は、黒と黄色___セピア色の水着。
ユノは意図的にこれを選ぶが、Aは全く気付かず、会計を済ませてしまう。
他にAが選んだのは、日焼け防止のラッシュガード。
これは白色だ。
店を出て、他の店へ向かう。
雑貨店や八百屋等、任務に関係ないものまで買ってしまったが、楽しかったので良し、とAは思った。
すっかり暗くなった頃、買う物も無くなったのでこれで、と別れようとする。
ユノが送る、と申し出るが、箒で帰るから大丈夫、と断る。
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R(プロフ) - 響輝さん» ありがとうございます…!!できるだけ短期間でできるよう頑張っていきますので、お付き合い下さい! (2021年11月4日 7時) (レス) id: 7cbfc4d8f3 (このIDを非表示/違反報告)
響輝(プロフ) - Rさん» 作品読ませていただきました。更新再開するの待ってます…!! (2021年11月3日 23時) (レス) @page43 id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 了解です! (2021年10月19日 15時) (レス) id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 舞さん» リクエストありがとうございます!本編での絡みが少なそうなので、番外編ということで作らせて頂きます! (2021年10月19日 15時) (レス) id: 7cbfc4d8f3 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - ノゼルとフエゴレオンと魔法帝と絡んでほしいです特にBのLの方で(多めに)← (2021年10月19日 15時) (レス) @page28 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:R | 作成日時:2021年10月16日 17時