Unbalance (ページ20)

今日:4 hit、昨日:16 hit、合計:102,511 hit

＊ページ20

Koki.Ku

「それで、任務中の第二部隊の暴走を
止めることは難しいけれど、
抑えることは出来るだろうって言われて
今に至る感じかな」

「当時第二は九人いたでしょ〜？
おれらが第二行ったら十一人でおおいし、
第一が三人だとすくないから〜」

「第二の中で戦闘能力も能力も第一に
適応できそうな織山と黒ちゃんが選ばれたわけ」

そんな理由があったんだ…

初めて聞いたこの事実に驚きを隠せない

確かに第二部隊にいた時に

いつもと違う表情の

メンバーを見ることは多々あった

任務中に普段の和やかな表情をしている方が

不自然でおかしいのだろうけれど

でも、自分自身が

【暴走】している時の記憶が無い

…よく分かんないや

「俺たちが言えるのはここまでかな」

「あとは教えてくれなかったんだよね〜」

「十分だよ。ありがとう」

「ありがとうございます」

まだ何か秘密があるんだな

気になったけどその先を

聞く気にはならなかった

これ以上自分の知らないことを

知ることが怖い

「…ふかだ、なんか納得してないでしょ〜」

「あ、えっと…俺が第二に来た理由は分かんないよな〜って思って」

あ、これは…

「はいはーい！それなら俺分かるかも…」