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＊ ページ16
Motoki.
あれは二ヶ月くらい前の話
五人で任務から帰ってきたらアジトに
上の役員の人がいた
俺たちは驚きずっと立ったままだった
『内村と元木、第二部隊へ移動だ』
『代わりに織山と黒田が第一に入る』
淡々と表情を変えず話す役員の人に驚いた
五人とも戸惑って皇輝くんが理由を聞くと
『第二部隊の暴走を止めてくれ』
そう言われた。意味が分からなかった
第二部隊と合同で
任務を果たすことは多々あったが
その時に第二部隊の(当時)九人が
暴走しているところを
見たことがなかったからだ
なんなら颯太の方が暴走してる気がする…
『この移動はこれからもっと
強くなるための入れ替わりだと思ってくれ』
受け入れるのは難しかったけれど了承した
その後、俺と颯太で
【暴走を止める】というのは
どういう事なのか聞きに行った
他の三人は織山と黒田について
情報を集めていた
役員の人から言われたのは
俺らも初めて聞くことばかりだった
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作者名：タカナシ | 作成日時：2020年7月25日 14時
