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『え…、ど、どうしたの』





急に黙り込む2人の顔を覗きこんだ。








すると、2人はぱっと俺の手を離した。







莉犬「…好きみたいじゃん、じゃないよ」






莉犬が口を開いたと思ったら、訳の分からないことを言い始めた。







な「…俺たちさ、ガマンしてたんだけどなぁ」









『っえ、なに…』








なーくんは細いからだで俺の事をひょいっと持ち上げた。







『なになに!!え?!』








突然の事で俺も驚き、声を上げた。







莉犬「しーっ、静かに出来るよね?」








莉犬は俺の口元に人差し指を当てた。






『っん』






俺はコクコクとうなずいた。







なーくんと莉犬は俺を部屋のベッドへと投げた。








俺は怖くなり、俯いて涙目になっていた。





(泣いたらダメだ…)







そう分かっているのに、溢れる涙。







莉犬「ねぇ、Aくん」






莉犬は俺の頬に触れ、上を向かせる。








莉犬「!!ご、ごめん…!泣かせるつもりなんてなくて…!」







な「ご、ごめんね…!」







なーくんと莉犬はおれの頭を優しく撫でてくれる。







『なんか、2人今日怖かった…』








俺はコップに残ったココアを飲み干してからポツリと呟いた。







莉犬「それは…」







な「Aくんが悪いんだよ?」







『へ?』






な「俺たちの気持ちに気づいてくれないんだもん」








莉犬「そうだよ、俺達はずっとAくんのことしか見てないのに…」







なーくんと莉犬はペラペラとそんなことを話し始めた。




俺はわけも分からず、ポカンとしていた。





莉犬「…だから、好きって言ってるの」




『へ?』





な「俺と莉犬くんはAくんのこと好きなんだよ」






『お、俺も2人のこと好きだよ…?』






莉犬「それはlikeでしょ」






な「俺達はLoveだから」






『え、え?』






な「俺はAくんのこと幸せにできるよ」






莉犬「俺だって、幸せにできる」






『え、ちょ、え』






な「好きです、付き合ってください」






莉犬「大好き、付き合って」




『え、?』






「「どっちにするの」」



「「もちろん、俺だよね?(でしょ?)」」







「「Aくん、選んで」」
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選んで【ななもり。×莉犬×男主】
リクエストありがとうございました!

★君との距離は【さとみ×男主】→←★選んで【ななもり。×莉犬×男主】



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めるち(プロフ) - 嘘の仮面さん» ありがとうございます!(タブレット打ちづらいのわかります笑) (2022年7月1日 22時) (レス) id: cc38809697 (このIDを非表示/違反報告)
嘘の仮面 - 初コメ失礼します。(親に携帯取られ中。゚(゚´Д`゚)゚。)突然ですがここは天国ですか?え、私死んでませんよね、、、?ホント神です!!神作有難う御座います!!!(タブレットはコメが打ちにくい事が判明しました) (2021年3月7日 17時) (レス) id: a1521a1d12 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - こゆさん» ありがとうございます! (2020年6月24日 18時) (レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
こゆ - ゆーなさん» そうなんですね、、、疑ってすみません、、、 自慰が見つかっちゃう青くん というさところの小説だった気がします!!作者さんの作品大好きです、更新頑張ってください! (2020年6月24日 18時) (レス) id: 7f8017333e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - こゆさん» コメントありがとうございます。私はプリ小説はやっていないので分からないのですが、参考にはしていません。 (2020年6月23日 22時) (レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーな | 作成日時:2019年5月25日 23時

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