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ページ20

莉犬side


俺はトイレに行ってくるという口実を使い、今支払いをしている。



店員「2点ですので、1800円になります!」



莉犬「これ使えますか?」



店員「はい、つかえますよ」


店員「割引して、千円になります!」



この間、弟に貰った割引券を差し出す。



弟は俺の恋を応援してくれている唯一の人。


すとぷりメンバーは、みんなライバルだ。


ま、好きだけどね。


店員「ちょうどお預借りします」


店員「ありがとうございました! 」


俺は、会計を済ませAくんのいる席へとかけて行った。


莉犬「Aくん!待った?ごめんね!」


『ううん、大丈夫!』


とふにゃっと可愛く笑うAくん。


莉犬「じゃ、帰ろ!」


と俺が言うと、


『うん!』


ニコッと笑い返してくれる。



そしてレジに着く。

俺はそのままスルーして店のドアを開ける。


『え、あ、り、莉犬…?』


お会計いいの?と聞いてくるAくん。


莉犬「うん、大丈夫!」


店員「はい、先程頂きましたので」


『え?』


莉犬「ほら、行くよー」


『あ、うん!』


ドアを出て、道を歩く。


『莉犬お金…』


莉犬「いらないよー、奢り!」


俺はニコッと笑う。


『でも年下に奢らせるなんて…』


と財布を出してくる。


莉犬「いいってばー!」


もー、と少し怒り気味に言う。


『え、でも…!』


莉犬「あ、じゃあプリクラ撮ろ!」



『へ?』


ポカンとした顔をするAくん。


そんな姿も可愛いなぁと思う。



『そんなことでいいの?』


莉犬「うん!200円ずつで割り勘!」


それでいい?と聞くと、満足そうに頷くAくん。


そして2人でゲーセンまで歩く。


賑やかな通りまで出て、ゲーセンへ向かう。



莉犬「よし、コスプリ撮ろ?」


『こ、コスプリ?!』


俺は無茶振りをお願いしてみる。


Aくんは顔を真っ赤にして慌てている。


莉犬「ほら、行こ!」


グイグイと腕を引っ張って、コスプリコーナーへ。


でもそこは、女性無しの入場が禁止されていて。


莉犬「んー、どうしようか…」


『ふ、普通のプリなら男子同士でも行けるよ…?』


どうしてもコスプリを嫌がるAくん。


莉犬「そうだ、Aくん童顔でロリボとか得意だからそれで入ろ!」


今だけAちゃんね?とクスクス笑って言う。



『そ、それは…!!』


ボッと顔を真っ赤に染めるAくん。



莉犬「いいでしょ!ね?」


俺はお得意のおねだりを使った。

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ゆーな(プロフ) - ikupon420さん» すみません!指摘ありがとうございます!申し訳ないです! (2019年9月30日 14時) (レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
ikupon420(プロフ) - ページ35のこの夏が飽和するとありますがあの夏が飽和するなのでは? (2019年9月30日 8時) (レス) id: aaf658e84f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - るーさん» ありがとうございます!やはり、そうなんですかね。。。貴重な意見、ありがとうございます。 (2019年8月7日 2時) (レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
るー - 3センチ差だと自分自身の頭を撫でるのと変わらないので、簡単に撫でられると思います (2019年8月5日 13時) (レス) id: a41f91c9d3 (このIDを非表示/違反報告)
るー - とても面白いです!ただ、♯デートのとこの身長3センチ差で背伸びして頭を撫でる、というのはおかしいかと。 (2019年8月5日 13時) (レス) id: a41f91c9d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーな | 作成日時:2019年4月20日 21時

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