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莉犬side
いやいやいや…！！！、
あのまーちゃんが不良なんてあるわけないじゃん。
うんうん、と1人で納得しているところちゃんが気まずそうにとりあえず行く？なんて言い出した。
な「そうだね、あの声の感じから不良なのは事実なんだろうけど。」
なんてなーくんも苦笑した。
まじかぁ、まーちゃんにもそんな過去があったとは…
とりあえず、俺達もまーちゃんの家に行くことになった。
る「とりあえず鳴らしますね」
るぅとくんがインターフォンに手を伸ばす。
ピンポンを鳴らす前にがちゃりとドアが思いっきり開いた。
『遅いんだけど！！！！！！！』
る「わぶｯｯ！？」
インターフォンを押そうとしていたるぅとくんにドアは激突。
ごす、っと痛々しい音が響いてるぅとくんが後ろにふらりとふらついた。
な「る、るぅとくん大丈夫！？」
る「ｯうう、だ、大丈夫れす…」
るぅとくんは涙目になりながらも赤くなったおでこを抑えていた。
出てきた女の子…まーちゃんはめちゃくちゃ小さくて綺麗な金髪だった。
わぁ、しかもセーラー服じゃん。
思わず、じっと見つめてしまう。
『…何見てんの、そこの赤いの。』
びし、と指をさされてビクリと肩が跳ねた。
莉犬「あ、へ？」
思わぬ指摘におれはすっとんきょんな声を漏らした。
『ま、いいや。早く入って。』
ドアを開けてくれたまーちゃんに俺たちは大人しく着いて歩いた。
リビングに入ればやっぱりまーちゃんの家で相変わらず綺麗で可愛い部屋だった。
メンバーみんながぼけっと部屋を見ているとまーちゃんが不機嫌そうな声を漏らした。
『んで？どう説明してくれるわけ？あたし気がついたらここにいたんだけど。』
家のリビングにあった大きな白い椅子に座るまーちゃんはまるで女王様のようで。
しかも脚まで組んじゃって。
スカートなのに脚を組むところとか変わってないんだなぁ、なんてつくづく思う。
な「じゃあ少しずつ説明しよっか」
なーくんがぱちん、と1つ手を叩いた。
な「まず君はほんとにまろちゃんなんだよね？」
『はぁ？だから、あたしまろんとか知らないんだけど。誰そのキラキラネーム。』
さ「…かなりトゲトゲした性格だな」
『あ？今なんつった？』
ギロリ、と効果音がつきそうな程さとみくんを睨みつけるまーちゃん。
いや、こっわ。普段じゃ絶対考えられないよ。
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ゆーな(プロフ) - つむぐさん» ありがとうございます！ (2020年8月9日 23時) (
レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
つむぐ - めちゃくちゃ面白いです！応援してます (2020年8月9日 21時) (レス) id: 88b02305d1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 瑠李さん» ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです〜！！ (2020年5月24日 1時) (レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 読んでいて面白いです！更新待っています！！頑張ってください！応援してます。 (2020年5月24日 1時) (レス) id: 3c01cb7537 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - るーりさん» ありがとうございます！ (2020年5月11日 21時) (レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーな | 作成日時：2020年5月10日 22時
