仲良しファミリー探偵チームKZ (ページ11)

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貴和と彩ページ11

貴和目線

俺は夜中に目が覚め、眠れないのでキッチンに行って何か飲もうとした。そう言えば。。。最近彩の様子がおかしい。何か無理して笑っているみたいだ。心配だな。。。。そんなことを考え、廊下を歩いていると、彩と和彦の部屋が少し明るかった。まだ起きてるのか？もう２時だぞ。。。
覗くと、和彦は寝ているが、彩は机の電気をつけ、勉強していた。さすがに体を壊してしまう。俺はキッチンに行き、彩の分のホットミルクを持ち、ホンワカ組の部屋に行った。扉を開けると彩はこっちを見た
彩「どうしたの？貴兄」
貴「もう２時だよ。。寝ないと。。」
彩「だーめ、もう少しやりたいんだ」
おかしい。。。。何を考えてるんだ？
貴「何かあったの？」
彩はしばらく考え、こっちを見た
彩「あのさ。。。私って兄妹に必要？」
。。。。え。。。
彩「私さ、一人だけ何にも出来ない。。ダメな奴なんだなって思うんだ。。。」
貴「彩。。。」
彩「さ、ホットミルクありがと！。お休み」
そお言うと、彩は俺を無理やり部屋から出し、鍵をかけた。知らなかった。。。。彩があそこまでプレッシャーをかけてたなんて。。。兄として失格だな。。。
俺は後悔し、自分の部屋に行った

次の日

俺はいつも道理早くおき、キッチンに行き朝御飯を作ってる。そこに、普段遅い和彦が来た
貴「珍しいな、和彦が早いなんて」
彦「今日の３時位で目を覚ましてさ、隣を見たら彩がまだ起きてて、机に伏せて。。。」
俺は次の言葉を聞き驚いた
彦「。。。。泣いてた」
彩は普段人前だと泣かない。俺たちの前でも。。。彩はいつもそうやって一人で泣いてたのか？。。。。何で気づいてやれなかったんだろ。。。
貴「そっか。。。今回は和彦が話を聞いてあげて」
彦「。。。。わかった」
和彦は何かを察し部屋に行った。今日は休日。皆はまだ起きない。。。はぁー
彩は何に悩んでるんだ？