・ ※挿絵アリ rb side ページ17
rb side
監視室には男女二人。何も起こらない筈が無い。なんて嘘を吐いた神様を絞めたい今日この頃。
何時も居る俺と、情報収集のために来たAさんが居た。
どうやら彼女は、また情報の収集を頼まれたらしい。
給料の為にだったら何でも行う彼女は、軍人よりも素晴らしい忠誠心をもっているだろう。
『クライン様、此方の方についての書類はありますか。』
画面に暫く集中して居ると、後ろからその様な声が聞こえた。
rb「え！あ！えーっと,,,。そ、そいつやな‼︎
多分資料室か、書記長室にあると思うで‼︎」
童貞は酷やなって思った。
慌てて言った俺に対して、彼女は一礼をし、その場から離れようとした。
そんな彼女を、俺は呼び止めてしまった。
何か特段用事がある訳でもない。
所謂、突発的と言う物だろう。
rb「な、なぁ,,,Aさん,,,。」
自分でも分かる位歯切れの悪い声。
『どうか致しましたか。』
rb「い、いや,,,,あの,,,,。」
微妙な返答をする俺に、Aさんは眉を顰めた。
『何か私に言いたい事がおありなのですか。』
rb「そ、それはそうなんやけど,,,,。」
自分の女性経験の無さを、此処まで恨む事は、今までも今後も無いだろう。
rb「い、いや,,,。あの,,,。
Aさんは,,,アレで良かったんですか？」
名前を言った瞬間にその言葉がスッと出て来た。
彼女との会話を繋げる事が出来た安心感と、彼女が何を答えるかという興味で一杯になった。
俺がその言葉を放ち、暫くすると、彼女が何処か遠くを見ながら発した。
『アレで良いのでは無く。アレが良かったんです。』
俺には何も理解が出来なかった。
彼女が人よりも変わっている事は重々承知した上でだ。
『意味は分からなくて結構です。
ですが、今後同じ質問をしないで頂けると幸いです。』
彼女はそう言い此方を見た。
その瞳は何処か切なく、哀愁漂うモノだった。
俺の本能が告げる。【これ以上の詮索はやめろ。】と。
本能に従順なのは、動物だけで十分だ。
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ウパーくん - 投稿お久しぶりで誤差います。本当に投稿ありがとう誤差います。投稿頑張ってください！ (2022年12月11日 22時) (
レス) id: a71b74aaab (このIDを非表示/違反報告)
汝(プロフ) - 不可能を変える事は不可能 (2022年10月26日 22時) (レス) id: 5397191c29 (このIDを非表示/違反報告)
しろいろ(プロフ) - 夢主さんもリーさんもw r w r dの方々も皆んな生き生きしていて本当に凄いと思います！これからも更新頑張って下さい！ (2022年10月8日 11時) (レス) @page27 id: b9b687ffb7 (このIDを非表示/違反報告)
集団指導者推し🖤 - え､､､好き🖤。皆んなのキャラがしっかりと出ている‼︎ (2022年9月21日 22時) (レス) id: 5397191c29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汝 | 作者ホームページ：https://twitter.com/shoppi_su
作成日時：2022年9月19日 20時
