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総統閣下様からの提案が受理された数日後。
私の目の前には、顔に大きな痣を作ったアスト様がいらっしゃった。
白く透明感ある肌に、青黒い薔薇が咲いた様に見えた。
le「私のこの顔を見ても、何にも思んないの？」
暫くすると、終始無言だったアスト様がそう言った。
『何時も通り、大変お綺麗ですよ。』
le「これだから外交官は,,,,。」
彼女は心底面倒臭そうに此方を見る。
ただ御世辞を言っただけなんですがね。
le「まぁいいわ。
それよりこの傷よ。
どうして出来たのか分かる？分からないでしょうね。
『憶測ですが、内通者を疑ったヘンリー様、ボンベ様辺りに暴行を振るわれたのではないでしょうか。』
私がそう言うと、彼女は苦虫を噛み潰した様な顔をした。
le「何で分かるのよ‼︎
そうよ‼︎コネシマ君に殴られたのよ‼︎「お前がスパイなんやろ⁈」って‼︎」
彼女は殴られた頬を優しく摩りながらそう言った。
『それは災難な目に遭いましたね。ご愁傷様です。』
le「そもそもアンタが私にヘイトを向けた所為でこうなって居るのよ‼︎」
『私が貴女に話しかけた所為で、自分が疑われて居ると。』
le「そうよ‼︎分かっているのなら、今すぐ此処で額付けて土下座しなさいよ‼︎」
『アスト様は大変面白い事を仰るのですね。』
le「面白い事？何言ってるの？ふざけてる場合じゃないのよ‼︎」
彼女は理解出来ない。と言う様な顔で此方を見つめた。
『巫山戯て等といないですよ。
むしろ、巫山戯ているには貴女では。
いつから私が悪者になったのですか。内通者は貴女で、悪いのは貴女。
本当に。
人を馬鹿にするのも程々にして欲しいですね。』
私がそう言うと、彼女は顔を真っ赤にし、怒りを露わにした。
Le「は？意味わかんないんだけど？
何で私がスパイなの？有り得ないんだけど？
あー,,,,。これだから馬鹿は。
人の事を勝手に疑いやがって。本当に気分が悪いですね。」
『そうですか。で、私は何の為に呼び止められたのでしょう。』
le「この痣について謝罪を貰う為よ。」
『そんなことで私の貴重な時間を無駄にしたのですか。楽しそうで何よりです。』
私は面倒臭くなったので、一礼しその場を後にした。
キャーキャーと喚く猿の様な声が聞こえた気がするが、気にする必要は無いだろう。
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ウパーくん - 投稿お久しぶりで誤差います。本当に投稿ありがとう誤差います。投稿頑張ってください！ (2022年12月11日 22時) (
レス) id: a71b74aaab (このIDを非表示/違反報告)
汝(プロフ) - 不可能を変える事は不可能 (2022年10月26日 22時) (レス) id: 5397191c29 (このIDを非表示/違反報告)
しろいろ(プロフ) - 夢主さんもリーさんもw r w r dの方々も皆んな生き生きしていて本当に凄いと思います！これからも更新頑張って下さい！ (2022年10月8日 11時) (レス) @page27 id: b9b687ffb7 (このIDを非表示/違反報告)
集団指導者推し🖤 - え､､､好き🖤。皆んなのキャラがしっかりと出ている‼︎ (2022年9月21日 22時) (レス) id: 5397191c29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汝 | 作者ホームページ：https://twitter.com/shoppi_su
作成日時：2022年9月19日 20時
