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<静かな訪問者> ページ9

いつも通り、9時に起きる。

別に私は訓練をする必要は無い。なので、基本的には外交の無い日は暇だ。

机に座り、菓子パンを珈琲で流し込む。

ふと、目の前の窓に何かが映ったような気がした。

気のせいだろうと思い、昨日の報告書に目を通す。

今度はダクトの方から気配を感じる。

『誰か居らっしゃいますか?』

鼠が居られても困る。

「フヒw」

微かにだが笑い声の様な物が聞こえた。

私は腰にあるナイフに手を置く。

音の原因はガタガタと音を更に立てる。

「お嬢サン、武力じゃ何も解決しませんよーw」

そいつはいつの間にか私の後ろに居た。

『コソコソとしてる鼠の様な人間には言われたく無いですね。』

「鼠,,,?俺は溝鼠の方が好きなんですけどね。」

『フッw不潔ですね。』

「そっちの意味じゃ無いんやけどなーw」

そう言い男はカラカラと笑う。

『で、どうするんですか?私をこの場で拘束でもするんですか?』

「そんなことはせんよ。ちょーっと話を聞いて貰いたいだけやで。」

『意外にも好戦的では無いのですね。安心しました。』

私はナイフから手を離し、男の方を向いた。

『あぁ』

「ちっす」

男は、我々国幹部のゾム・ボンベ様だった。

『嫌な趣味をしていますね。ボンベ様。』

zm「ええ趣味やろ?」

『ええとても』

zm「まぁ、それは置いといて、ちーとオスマンに頼まれごとされてな、」

『私の勧誘ですか?』

zm「おん」

『私は乗りませんよ?』

zm「何でなん?」

『さぁ、何ででしょうか?』

zm「俺に聞かれても分からんよ。」


『私,,,安全に生きたいんです。』

zm「軍人の言うセリフなん?」

『これが私の本望なのでしょうがないでしょう』

私がそう言うと、彼はクツクツと笑った。

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作品ジャンル:恋愛
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青酸カリになったもち。 - うわーーー!!!続編ですね!!待ってます!!ウェヘヘヘッヘ…tnさぁん…いい性格ですねぇ…sypさんも…ヤンデレ…最高ですねぇ…ありがとうございますぅ…これからも体調に気をつけて頑張ってくださいね(*´∇`*) (2022年8月29日 2時) (レス) @page50 id: 28dab282bb (このIDを非表示/違反報告)
若草 翠(プロフ) - shpヤンデレルート、、、、!最高かよ、、、、! (2022年8月28日 18時) (レス) @page47 id: bb83475977 (このIDを非表示/違反報告)
ハーハート - 理性のある限り譲らない。 (2022年8月24日 19時) (レス) @page24 id: c689c7f624 (このIDを非表示/違反報告)
ハーハート - 喉から手が出る程欲しい。 (2022年8月19日 21時) (レス) id: c689c7f624 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://nanzi  
作成日時:2022年8月13日 12時

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