＜気高き猛獣＞ ページ27
『幹部もついでに辞めさせて下さい。』
「は？」
形勢逆転だ。
『私、今別の国から勧誘を受けているので、そちらに行こうかと。』
「は？裏切りか!!お前ッ裏切るつもりか!!」
彼は逆上し、私を怒鳴りだした。
『裏切りじゃないですよ。ただ単に勧誘されたのでそちらに行くのみですから。』
「何処だ!何処に勧誘されたんだ!!場合によっては処罰も考えるぞッ!!」
焦って居る彼は、真面な判断を出来ないらしい。
『処罰,,,？何も悪いことなどしてないのに,,,？
＿＿あぁ、私の勧誘された国は、【我々国】です。』
「は、はぁ？我々国等とという高尚な国がお前みたいな無能欲しがるわけねぇだろ。
外交官解雇された事で気でも可笑しくしたか？」
自分の信頼していた幹部に騙されて、気を可笑しくしたのは貴方でしょう。
『いいえ、気は確かです。嫌、貴方のお陰で確かになったというのが正しいのでしょうか。
私は確かにヴェラ・オスマン様に勧誘されました。』
「な、何故お前なんかが,,,,,!!」
お前なんか,,,？
私も、貴方みたいな下劣な民が此処に居ることが変だと思っています。
『私にもよく分かりません。が、気に行って貰えた様です。』
「は、はぁ,,,,,,？」
『元々は私の譲渡で、此方に資金が来る予定だったんですけどねー。
此方の国の外交官でも幹部でも無くなった私があちらに行っても、此方になーんの利益も無いですけどね。』
逆に不利益になるかもしれませんね。と付け足す。
「お、俺はまだ、お前が幹部を辞める事を認めていない!!」
『あら、別に此処で貴方に認めて貰わなくても、私は此処から出ますけど？』
彼に今後なんて決められて堪るか。
「出させる訳が無いだろう!!」
『そーですか。』
では、また明日。
私はそう言い、総統室を後にした。
かなりヤバい事をしてしまった自覚はある。
でも、私の脳内は幸福感に溢れていた。
彼を言い負かし。
彼を欺き。
彼を馬鹿にした。
最高だった。
私がこの地位に居たのは,,,,,。
。
.
_______________あぁ、とても良い気分だ。
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青酸カリになったもち。 - うわーーー!!!続編ですね!!待ってます!!ウェヘヘヘッヘ…tnさぁん…いい性格ですねぇ…sypさんも…ヤンデレ…最高ですねぇ…ありがとうございますぅ…これからも体調に気をつけて頑張ってくださいね(*´∇｀*) (2022年8月29日 2時) (
レス) @page50 id: 28dab282bb (このIDを非表示/違反報告)
若草 翠(プロフ) - shpヤンデレルート､､､､！最高かよ､､､､！ (2022年8月28日 18時) (レス) @page47 id: bb83475977 (このIDを非表示/違反報告)
ハーハート - 理性のある限り譲らない。 (2022年8月24日 19時) (レス) @page24 id: c689c7f624 (このIDを非表示/違反報告)
ハーハート - 喉から手が出る程欲しい。 (2022年8月19日 21時) (レス) id: c689c7f624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汝 | 作者ホームページ：http://nanzi
作成日時：2022年8月13日 12時
