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書記長室から戻る途中、資料室の前を通った。
その瞬間、微かにだが気配を感じた。
資料室なんて滅多に人は入らない。
入るとすれば、情報好きの幹部か、書記長位だ。
私は、スパイが居るのかもしれない、と思い資料室の扉を小さく開けた。
年季の入った扉が不愉快な音を立て開く。
「ッ!」
音でバレてしまったのか、奥の方で声がする。
私は思い切って扉を開けた。
そこには、意外にも見慣れた顔があった。
「こ、怖いですよぉ,,,Aさぁん,,,。」
私の後に幹部として入って来た「ペイ・チーク」が書類に埋もれて居た。
『何をしているんですかチークさん。』
pi「いやー。さっきさぁ、書記長にスパイについて調べろって言われちゃってねぇ,,,。」
『それで書類を探していた,,,で間違いないですか。』
私がそう言うとチークは周りの書類を纏めながら頷いた。
『資料室の鍵は誰から貰ったんですか？』
此処、資料室は総統、書記長、建国時に居た幹部のみしか鍵が渡されていない。
そこに新人幹部がどの様に入ったのか。聊か疑問である。
pi「え!あぁ,,書記長にさっき貰ってさぁ,,,。」
『そうですか。野暮な事を聞いてしまって申し訳御座いません。』
pi「いえいえっ!!俺もこんな所で怪しい動きしてしまってホンマにすいません,,,。」
ホンマ,,,。
『では、私は失礼しますね。その書類、外部には持ち出さない様にしてくださいね。』
私は開けていた扉を閉め、自室の方に向き直った。
あぁ、新人に言葉遣いの勉強をさせなければいけませんね。
zm「カハｗ」
『もしかしてですけど資料室にもダクト、繋がってます？』
zm「おん。」
この城の設計をした人間が嫌いになりました。
こんなんだからまたスパイが入るんです。
その皺寄せは全て、幹部か書記長に来るのに,,,。
『はぁ,,,。』
本日何度目かの溜息は、誰の耳にも届く事無く消えて行った。
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青酸カリになったもち。 - うわーーー!!!続編ですね!!待ってます!!ウェヘヘヘッヘ…tnさぁん…いい性格ですねぇ…sypさんも…ヤンデレ…最高ですねぇ…ありがとうございますぅ…これからも体調に気をつけて頑張ってくださいね(*´∇｀*) (2022年8月29日 2時) (
レス) @page50 id: 28dab282bb (このIDを非表示/違反報告)
若草 翠(プロフ) - shpヤンデレルート､､､､！最高かよ､､､､！ (2022年8月28日 18時) (レス) @page47 id: bb83475977 (このIDを非表示/違反報告)
ハーハート - 理性のある限り譲らない。 (2022年8月24日 19時) (レス) @page24 id: c689c7f624 (このIDを非表示/違反報告)
ハーハート - 喉から手が出る程欲しい。 (2022年8月19日 21時) (レス) id: c689c7f624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汝 | 作者ホームページ：http://nanzi
作成日時：2022年8月13日 12時
