C'est la vie. (ページ42)

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久々に休みやったけど、たった一日では完治するわけもなく、僅かな不調を抱えながら迎えた大千秋楽。

カーテンコールを終えて、満足そうなお客さんの顔が隠れると同時にどっと押し寄せる疲労感。

カンパニーのメンバーには忙しくしてる人も多いから、すぐに解散予定。

スマホを開くとメンバーからお疲れ様とメッセージが届いてて。

なんとかと、倒れ込んだスタンプと同時に送る。

それまではみんな忙しくて、なかなか稼働してなかったグループメールが一気に動き出す。

明日から数日は久々に全員が揃ってオフで。

こんなこと1年に数回あるかないかやから、みんなのテンションも高めで。

軽く予定だけ話し合って、細かいことは流れで決めようってなった。

この季節柄外に出たがらないメンバーもいるし、多分大丈夫。

未だ会話が続くグループメールに酔ってまうかもと不安になりながらも会話に参加する。

神ちゃんは今日戻ってくるよな、そう送られてきた言葉にそうやでと返す。

明日は淳太の家に集まるらしく、迎えに行こかという言葉にありがたく、お願いと返す。

遠足前の子どもじゃないけれど、楽しみやなって間隔がどんどん湧いてきて。

無理やりにでも治したると意気込んで、帰宅する。

さすがに荷物が多いからと宅配で届くようにと指定してたものはまだ着くのに暫くかかるらしく、とりあえずあるものをと、明日の準備に取り掛かる。

必要なものは取りに帰ればええし、なんて。

胸躍ることがあれば体の不調は忘れるらしく、準備が終わる頃には、完全に不調は感じなくなっていた。