引きこもりオタク (ページ8)

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７話ページ8

主人公目線

阿部さんが帰ってきて、五分ぐらいずっと一方的に褒められるという恥ずかしい生き地獄を体験した

多分、真っ赤になった顔が冷めたのはご飯が食べ終わったあとだったと思う

お皿を洗っていると阿部さんが隣にきて

阿「ねぇねぇ、水川さん」

『なんですか？阿部さん』

阿「その、阿部さんって呼び方やめない？」

『？どーしてですか？？』

阿「その、、阿部さんで壁を感じるなって思って、、、」

『じゃぁ、水川さんもやめて下さい』

阿「え！俺も？！」

『私だけはなんか嫌です、だから阿部さんも水川さんって呼ぶのやめて下さい』

私の洗い物も終わり、私がリビングのソファーに座ると阿部さんが私の隣にきた

『じゃ、なんて呼べばいいですかね？』

阿「うーん。。。。ユーチューブの動画見たんだよね？」

『はい、見ましたよ？』

阿「じゃ、みんなが読んでる《あべちゃん》が良いな」

『わかりました、あべちゃん』

阿「あと、敬語なし！！」

『、、、わかった、あべちゃん』

『じゃ、私のことは、、、』

友達は歌い手さんだったり、配信者さんだから、みんなラビちゃんなんだよなー、、、

『Aちゃんで！』

無難なのが一番かな？

阿「じゃ、これからもよろしくねAちゃん」

『うん！』

こうして、あべちゃんAちゃんと呼び合うようになった