貴方のことなんて好きじゃないし。

帰り道 ページ6

今日。

学校からの帰り道、

私は友達の奈菜と雪ちゃんと帰ってた。

そしたら、霧島が私達の前にきた。

霧 「うわぁ、鬼だ！」

霧島が私を見てそういったから、私は

未 「誰が鬼って？」

そういって、霧島のランドセルを叩いて追い抜かしてやった。

でも、しばらくすると霧島が私を鬼って言いながら追い抜かしてきた。

誰が鬼って？

なんか、５年の頃から、男子には鬼って言われてるんだよね。

私、そんなに怖い？

鬼本だってよ。

誰が鬼本じゃ！！！

でもね

霧島は許せちゃうんだよね。

なんでだろうね。

分かんない。

霧島は優しくて、かっこよくて・・・。

ああああーーーーーー！！！

私、何考えてんだろ？

私は霧島のことは好きじゃない。

そう。

好きじゃない。

そんなこと思ってると

奈菜が急に話し掛けてきた。

奈 「なんか、悩みごと？」

え？なんで分かるの？

これが友達の力って奴か・・・。

未 「なんでもない。」

奈 「恋愛？なら、うち、相談のるよ！」

なんか、奈菜、めっちゃテンション高くなってる。

でも、

奈菜になら、相談してもいいかな？

私のことわかってくれてるし。

今は雪ちゃんは別の道に別れてていない。

奈菜ならちゃんと相談のってくれるよね。

言ってみようかな？

でも・・・・

未 「うわぁぁーーー！！！」

私はそう言いながら霧島のランドセルを叩いて霧島を追い抜かしてやった。


相談・・・出来ないよ。

恥ずかしいもん。

楽しく実験？→←受験？マジか・・・。

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