Love potion

曜一朗side ページ15

蛍に家まで送ってもらって、やっと着いた家。

はぁ。なんか、今日は色々疲れたわ…。

酔いが完全には、なくなってないわけでフラフラしとる。服も着替えず、そのままソファーにダイブした。


曜 「あー。疲れた。」

こんなに、飲んだのはホンマに久しぶりや……。確か…レイと別れた日以来かもしれん。


曜 「カッコわるいな……。」


今日、蛍たちから久しぶりに聞いた元カノの名前に動揺しとる俺がいる。

もう、終わった話しやん……。

Aとレイは正反対やな……。
はっきり言って、Aは俺のタイプやない。だから、タカの恋を応援するつもりやったんけど、Aと一緒に居る度に惹かれていくねん……。

初めてやった……。
女と一緒に居ってレイを思い出さずにいられたのは……。


Aなら信じてみてもええかもしれん。
Aなら…あんな想いはせえへんかも。


曜 「はぁ。もう、終にしよな?レイ……。」



俺に恋を教えてくれた人。
俺に幸せをくれた人。
だけど、俺にとってその恋は忘れたい記憶でしかないねん。
俺を裏切ったんやから…。


タカには、悪いけど……。
俺もAが好きや…。
誰にも渡さへん。


だんだん、眠くなってきて気づいたら俺はソファーで、寝てた。

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