仕事 その3 ページ5
｢な、なにあれ？トロバの家の方｣
サナが指をさした方向を見ると、大きな二体のポケモンらしき生物が睨み合っていた。
そのとき、大きな爆発が起こったのだ。
｢な、なんだ､あれは⁉︎ポケモンなのか⁉︎｣
｢と、ともかく、逃げるんだ!｣
街は大騒ぎ｡
一方その頃エックスはと言うと､未だに部屋にこもっていた。
｢エックス‼︎出てきて‼︎エックス‼︎｣
｢今日はすごい暴れっぷりだな､ワイちゃん｣
窓の近くにいってカーテンを開ける｡
｢家を壊さないでくれよ｣
するとそこにはあのポケモン達が暴れているのと、パンジーとビオラの姿があり、エックスは顔をこわばらせる｡
一方ミオはと言うと、
サナ達とは離れた所で様子を伺っていた。
｢来た！ゼルネアス、イベルタル!!｣
ゲームで2体のことは知っていた。想像していたよりも大きい｡
ミオはモンスターボールからエーフィを出した。
｢エーフィ私を浮かせて！｣
エーフィは分かったと言うように頷きミオを浮かせた｡
すると、ワイやサナ達がサイホーンに乗っているのが見えた。
｢みんな!!｣
｢ミオ!!アタシはもう一度戻る！エックスをこのままにしておけない｣
どれくらい時間がたったのだろう。いや、ほんの数分だったのかもしれない｡
町はめちゃくちゃに壊されていた。
呆然とその光景を見ていたミオ達。
ワイがエックスとガルーラを連れてやってくる｡
｢みんな無事?｣
｢ワイちゃん…無事だけど、あんまり大丈夫じゃないかも…｣
ミオが3人の方へ顔を向ける。
ティエルノはダンススクールが破壊され、
トロバは3匹のポケモンのうち一体を逃げる時に離してしまいホロキャスターのメール機能が壊れてしまう
サナは爆風でトリミアンがいなくなってしまった。
｢どうする？これから…｣
ティエルノが言う。
｢あたしは探す！トリミアンを探しに行く!｣
｢僕は連絡手段がない以上、直接プラターヌ博士を尋ねて状況を報告しなきゃ｣
トロバは自分の首にかけてあるホロキャスターを見ながら言う。
｢それにね、ホロキャスターが壊れる直前にあのな 2匹の大きなポケモンのことをメールしたんだ｡博士なら何か分かるかもしれない｣
｢私も行こうかな｡あのポケモンのこと気になるし｣
トロバやミオは博士の所へ行こうと
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作者名：笹の葉夜空 | 作成日時：2022年1月29日 21時
