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出口でゆずるさんと待ち合わせをし、目的のお店へ向かう。
河井「せや、他の芸人も来たい言うてるけど一緒で大丈夫か？」
『あ、大丈夫ですよ！
大勢のほうが楽しいやないですか』
河井「俺は二人でもええけどな」
『えー、照れるから止めてください〜』
少しひんやりとした夜の街。
＿＿未だに、この時なんで誰が来るのかを聞かなかったのか不思議で仕方ない。
河井「着いたで」
少し洒落たそのお店に着くと、2階へ案内をされた。
ゆずるさんに続き個室に通される。
既に二人座っているのが見えた。
その内の一人を見た瞬間、私は固まった。
『…………あ』
ぽっかり開いた口から短く零れ出た言葉。
こちらに気づいた彼も驚いた表情をする。
「…A」
耳に心地よく入ってくる、優しい声。
「こっち、来てたんやなぁ」
『うん、今はこっちで仕事』
まじまじと食い入るように見つめられ、何となく耐えられなくなる。
『そんな顔見んといてよ笑』
「ああ、すまんなあ笑
最近あんま見てなかったから
こっちでもよろしくな、A」
『せやな、
……賢志郎』
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黒鈴蘭(プロフ) - メイさんお久しぶりです！新作も読んでくださり嬉しいです…！これからの展開もお楽しみに！ (2020年3月16日 19時) (
レス) id: 1c72f7160c (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - 新しいお話ありがとうございます！川西さんとゆずるさん、2人の間でどんな展開になるか楽しみです。 (2020年3月15日 0時) (レス) id: 24f8e2afc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒鈴蘭 | 作成日時：2020年3月12日 22時
