突然ですがシェアハウス始めます!? Part2

男!?!? ページ35

ー木村sideー

話の発端は俺が自室からリビングへ行く途中に美奈の自室を通りかかったことだった


貴 「〜〜〜」


誰かと話してる？
そう思って少し悪い気もするけどドアに耳を近づけて話を聞いてみた


貴 「も〜、そっちばっかり向いてないでかまってよ！」


とか、


貴 「今度一緒に温泉でも行きましょ？ね？キクさん！」


て聞こえてくる


かまって？今度温泉に行こう？キクさん!?!?
おいおい、誰だよキクさんって。男連れ込んでるのか？しかも口調的により年上？

色々考え込みながらリビングに向かうと丁度前を歩いていた達央にぶつかった


ドンッ


鈴木 「いてっ、なんだ良平か。なんか考え事？」


木村 「いや、美奈のことで」


鈴木 「？」


リビングにいた人に事の経緯を説明すると


神谷 「男!?!?」


小野 「しーっ！神谷さん声大きい！」


立花 「いや、小野くんも大概だよ」


福山 「それって本当なのか？」


寺島 「でもさ、ココ最近の美奈ちゃんの行動思い出してみてよ」


宮野 「いつになくケータイの着信を気にしてたり、」


寺島 「やたら部屋にこもってたり、」


宮野 「夜の帰りが遅かったり！…え、まさか本当に!?」


ガチャッ


貴 「皆さんどうしたんですか？あんまり騒がないで下さいよ、うるさいな」


木村 「あれ、さっき部屋で話してたのは？」


(柿原：良平！ストレートすぎるんじゃない？)


(木村：いいんだよ、このくらい！)


2人でコソコソ話してると


貴 「あぁ、さっき(小屋に)帰りましたよ」


さっき帰りましたよ？

やっぱり連れ込んでたんじゃねえか！


神谷 「ゴホン、美奈。」


貴 「なんですか？」


神谷 「遠回しに聞くとか上手くないからストレートに行くけど」


貴 「？…はい。」


神谷 「…男できた？」


貴 「…は!?」

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