突然ですがシェアハウス始めます!? Part2

新しい仕事 ページ13

今日の仕事が全て終わった午後6時


pururururu


貴 「あっ、もしもし小田ちゃん？」


小田 「美奈？今日の仕事全部終わったわよね？」


貴 「今終わったけどどうしたの？」


小田 「これから事務所来れる？」


貴 「行けるよ！今から行くね〜」


小田 「は〜い、待ってるわ」



荷物をまとめて車に乗り、
煙草を吸いながら車を走らせること約10分
事務所に到着


貴 「来たよ〜」


小田 「はい、いらっしゃい」


貴 「で？用あるんでしょ？」


小田 「そうそう、アンタに新しい仕事よ」


貴 「なに？新しいアニメとか？」


小田 「違う違う。声優雑誌の新連載やらないかって話よ」


貴 「食べ歩きがいい！」


小田 「残念。もう決まってるのよ」


貴 「挑戦物とかは嫌だからね！」


小田 「大丈夫よ。服着るだけだから」


貴 「服着る？」


小田 「アンタ、服のセンス良いしスタイル良いから連載で自分でコーディネートした服を載せるって企画よ。」


貴 「え、めんどくさい」


小田 「何言ってんの！ある程度続いたらそれで本だって出せるんだからお金入ってくるわよ？」


貴 「やる」


小田 「よし、そうと決まれば撮影は来週だからいい感じの服見つけときなさいよ。」


貴 「わかった。経費で買って撮影終わったら私服にしていい？」


小田 「いいわよ。ただし高い服ばっかり買わないこと！」


貴 「大丈夫だよ、ファンも真似しやすいように手頃なやつで探すから」


小田 「それイイわね。コンセプトそれで行きましょう！」


貴 「今度一緒に買い物行こうよ。小田ちゃんの分は私が出すから！」


小田 「いいの？じゃあ楽しみにしてるわ！」




この人、遠慮がねぇ……

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