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「シマ、はよ起き!!学校遅れるで!」
小さい時からの日課。
それは毎朝、気持ちよさそうに
眠る幼馴染みを起こす事。
ベッドに乗り込みぺちぺちと頬を叩けば
小さく唸った。
低血圧の幼馴染みは朝に弱いのである。
「....A、お前そのカッコ
パンツ見えるで。」
「起きて早々セクハラ発言すんなや!!」
華の高校生ならスカートは膝上が当たり前。
ましてや今は七月の中間。
朝は涼しいものの、昼間になれば
汗は自然と滲んでくる。
怠そうに身体を起こすシマを横目に
私は白い制服のしわを伸ばす。
大きな欠伸をしながら立ち上がり
着替えを始めるようなので、
部屋を出ようと扉に手をかけると
「あぁ、今日は席替えやったなぁ。」
なんて呑気な声がしたので、
はよ準備してな、と声を掛けて扉を閉めた。
私の幼馴染みは、容姿端麗だ。
整った顔に豪快で思い切りの良い笑顔。
私と頭一つ以上違う高身長。
長い指の大きな手。
サッカー部エースの実力もあるし、
頭も普通に良い。
皆に好かれる人気者の幼馴染み。
_______私は、そんな幼馴染みに
恋をしています。
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木兎宮ると(プロフ) - オリジナルフラグを外してください。違反です。 (2017年12月29日 21時) (レス) id: 1f58564706 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのお節介。 - オリジナルフラグは必要ないのではないでしょうか。(^_^;) (2017年12月29日 17時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みん | 作成日時:2017年12月9日 18時