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決定的だったのは、彼女が男と2人で会っているのを見掛けた時

相手は昔うちで働いていたキムナムジュンという社員で

彼女が自らの目的の為に呼んだのだろうと、推測は出来た


それだけのこと、のはずだった…

でも彼女の瞳が俺以外の男を写していると思っただけで…

ジワジワと、どす黒い感情が渦巻く

それは全身に広がり

俺の体を支配する









「親父の会社のことは調べられたか?」



気付いた時には彼女の目の前に立っていて

細い腕を強く掴む


復讐したいのならすれば良い

でも俺以外の奴に目を向けること許さない

例えそれがどんな理由であっても



部屋に連れて帰り、無理やりベッドへと押し倒す

抵抗するから両手を縛り上げ、衣服を剥ぎ取った


俺から父親の会社のことを知らされ、彼女の瞳は大粒の涙で揺らいだ



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作者名:ポツコ | 作成日時:2016年12月8日 20時

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