子供ができました。【不死川実弥】

壱ノ話 ページ2

Aside



私は、今、実弥の屋敷に来ている。


否、正しくは″住んでいる″だ。


俗に言う同棲というものだ。



今は夕飯を2人で食べている。


こうして2人で食べる時間も限られているため、内心私はとても舞い上がっている。




なのに……………。





さっきから凄い吐き気に襲われています。


最近はずっとそう。身体がだるくて重い。



なんかの病気かな？！


怖いわぁ………。(といってほっとく私)



まあ、3ヶ月前、凄い大怪我したばっかだし。


それのせいかも。実際体力だって落ちたしなぁ。


鍛錬頑張ろ。





「箸、進んでねェぞ。」



「うえっ？！」


やべぇ……あんまり心配かけたくないしな。




「全然そんなことなi((うぷっ」



襲ってきたのはまた吐き気。


その吐き気で私の言葉は行き場を失った。





「？！おいっ！」




私の雰囲気を察したのか実弥が私の背中を摩る。



「どうした………？

今日様子が変じゃねェか？」



こ、これは…。


隠し通せないやつだ。



あんまり心配はかけたくないのになぁ。





「実は………、最近ずっと気持ちが悪くて。

身体もだるいし…………。


私、病気なのかな………。」






「は？」





実弥が素っ頓狂な声を上げた。



え？私変な事言ったかな？

え？


え？←





「マジかよ………。


男の俺が聞くのもあれなんだがよォ………。


月のものは来てるか？」






「ここ2ヶ月はきてないかなぁ。


まぁ怪我してからいっぱい鍛錬したから不安定になってるんだと思う。



なんで？」




「お前、本気かァ？


…………今すぐ蝶屋敷行くぞォ。」




え？！


なんでなんで？！



そんなにやばい病気なの？！
(超鈍感)

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