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その日の俺の集中力は
ゼロに等しかった。
丸「うわっ、またごめんなさい。」
ディレクター「大丈夫大丈夫！！諦めないよぉ〜」
そう言って励ましてくれる。
やっぱりいい撮影スタッフやなぁ。
「丸山さん。」
丸「はっはい。」
「ここはこうしてこうってできます？」
丸「あぁなるほど」
まさかのフリ変更。しかも簡単になってる…
これ、地味に傷つくんよね…
「それと…これ」
そう言って手を差し出された。
くれたのはオレンジ味の飴ちゃん
「こんなんじゃ、緊張は取れないかもだけど
ないよりマシかなって」
そう言ってた顔は、見たことない照れ顔。
きゅんとした。
「さっあともう少し、
頑張りましょうね！丸山さん！」
丸「はっはい。」
こんど、絶対お礼をしよう。
食事に誘おう。うん。決まりやっ！
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作者名：えぬ∞ | 作成日時：2018年7月18日 9時
