きみとぼくの今［橙］ (ページ13)

今日:11 hit、昨日:2 hit、合計:11,395 hit

13 ページ13

「うわっ、これ美味しい！
えっこれも美味しい。
どれも美味しい！」

丸「ふは、気に入ってもらえてよかったわ」

この時、俺はわかったんや。
彼女が美味しいものを食べて笑顔になったり
熱い話をして真剣な顔をしたり
そんな彼女が好きなんやって。

そして、ドキドキする理由も、
この時、確信に変わったんや。

" 俺は Aさんがすきなんや…ってね "

「丸山さんは女性に優しいから、
彼女になった人は幸せなんだろうなぁ」

丸「そんなことないですよ
俺やって、色々悪いところとか
あるんですよ？笑」

「悪いとこ？…
んー、今のところないですけどなぁ」

なんちゅうドキドキする話を…///////

丸「Aさんは彼氏とかいないんですか？」

…聞いてしまった。
いたらどないしよう。ってかもしいたら、
今の状況もやばないか？
あぁーなんてことを…

「いないですよ。
…というのも、私、男性恐怖症なんで笑」

丸「…え？」

「理由…聞きます？
あっ、幻滅しないでくださいよ？笑」

丸「うん、わかった」

その話を聞いた瞬間
俺は無意識に涙を流しとった。