どの時代でだって…

第5話 ページ6

(A)「鏡花さんっ着きました！ここが私の家です」


(鏡花)「やっと着いた…すごく歩かされたんだけど？！」


(A)「ごめんなさい。本当遠かったですね…もう少し近いと思ってたんです」


(鏡花)「まあ、別にいいけど。あのさ、これって僕はあんたの親に挨拶とかしたほうがいいよね！？泊めてもらうんだし…」


(A)「あ、それはやめてください、挨拶とかいらないです」


流石に親に怒られる

夜いきなり帰ってきて…

それに、1か月家に帰ってこなかったのに、
帰ってきたら男連れてくるなんて…

やばい。怒られるに決まってる

内緒で部屋まで連れて行こう


(A)「鏡花さん。何も話さないで私についてきてくださいね…」


(鏡花)「え、でもそれだと…」


(A)「お願いします」


家の戸は…

よし開いてる

玄関の前が階段。私の部屋は二階だ。

玄関を開けて、二階に鏡花さんを連れて行くだけ、簡単なはず


行こう

ｶﾞﾗｯ))


よし。廊下には誰もいない

…っていうか、電気付いてないじゃん。

みんなどこ行ったんだろう？


(A)「お母さん？お父さん？いないの？
(鏡花さん今の内に上に行ってください)」


(鏡花)「(わ、わかった…)」


鏡花さんは無事に私の部屋に入ったようだ

鏡花さんは部屋で待っていてもらおう

私は親の場所を探す

一階のリビング、トイレ、お風呂…
何処にもいない


(A)「誰かー？いないの？」


やっぱり誰もいない

寝てるのかと思ったけど

何処の部屋にもいない


いないって、心配だけど…

これはこれでよかったかな

鏡花さん泊まるのバレないし


玄関を通りかかると
玄関の扉に何か紙が貼ってある

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