お兄ちゃんのお友達 (ページ27)

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初恋15 ページ27

(まらな)side

その後はみんなでたくさん笑った

焼肉して、制服のファッションショーみたいなのして、廉がくれた自転車で後ろに廉を乗せてコンビニまで行ったり、、、、

結局お酒飲んでない人もみんな寝ちゃって後片付けは私とお母さんですることになった

(まらな)｢ここのお皿全部ここになおしていい？｣

母｢うん、あとこのグラスもそこに入れといて｣

(まらな)｢はーい｣

まだ21時だというのに5人はぐっすり寝ている

(まらな)｢にぃたち明日の仕事とか大丈夫なん？｣

母｢廉くんだけ雑誌の撮影あるらしいから起こしたってー。その他は紫耀の部屋で寝てもらおか｣

(まらな)｢にぃー！おきてー！｣

紫耀｢んー、(まらな)っ｣

(まらな)｢ちょっ、にぃー！｣

筋肉質な腕でぎゅっと体を包まれて身動きがとれないでいると

？｢紫耀！起きて！岸くんたちも！今日って泊めてくれるんだよね？じゃあ全員上にあげるよ｣

誰かが引き剥がしてくれた

(まらな)｢岩橋くん！あっ、うん、ありがと。廉はころがしたままでいいよ。｣

玄樹｢分かった。｣

細くて小さい体でゴリラを含む男3人を支えて階段を上る姿は、いつものかわいい感じとは打って変わってとてもかっこよく見えた

(まらな)｢かわいくてかっこいいとか、ムカつくわー｣

ちょっとだけ気持ちが動いたことは秘密にしておこう

廉｢･･････(まらな)｣

(まらな)｢わっ、びっくりしたー。廉明日仕事あんねやろ？はよ帰らな！｣

廉｢うん。｣

(まらな)｢なに？どしたん？｣

心做しか少し寂しそうな悲しそうな表情で見つめてくる

よくみたらほんとに美形だなー、なんて思っていたら顔を赤らめて目を逸らされた

廉｢ど、どーも｣

(まらな)｢えっ、声にだしてた？｣

廉｢うん、思いっきり(笑)｣

(まらな)｢はっず。てか、はよ帰らなもう22時やで？｣

廉｢んじゃちょっと一緒に歩こ？｣

(まらな)｢えっ？｣

廉｢おばさーん、(まらな)かりまーす｣

母｢はーい｣

(まらな)｢えっ、ちょ、お母さん！？｣

廉｢行くぞっ｣