美男美女兄妹

☆ ページ43

リビングにきてとりあえずAのことを


ソファにおろして寝かせる


そして、冷えピタと氷枕と水をキッチンからとって


俺もソファに座った






『剛くん…髪しばって？』






どうやら髪の毛が邪魔らしく


俺にしばって欲しいとクシとゴムを渡してきた







剛「はーい」





そう言って俺は


Aの胸くらいまである髪の毛を


１つに結んであげた








『ありがと…』




剛「どういたしまして！」





熱のせいなのか


いつもの何倍も甘えん坊になっているAが


可愛くてしょうがない


顔が真っ赤で


少しだるそうで、伏し目がちな感じも


俺的には最高







『ねえ、剛くん』



剛「なーに？」



『今日みんなは学校とかお仕事？』



剛「そうだよー」



『そっかぁ……』



なんだか寂しそうなA



『早く治らないかなあ…』



剛「すぐ治るよ〜！大丈夫！」




そう言って頭をなでなでしてあげる









するとAがギュッと抱きついてきて









『剛くん…今日一緒にいてくれてありがとう…』






って……









もう可愛すぎて


どうしようもない









剛「どういたしまして！」









俺もAのことをギュッとして

そう言った









そのあとは




俺の足の間にAが座って

俺に寄りかかって

後ろから抱きつくような体制で



一緒にテレビを見てた



するといつの間にかAは寝ちゃったみたいで




しばらく俺はまたAの寝顔を見ていた

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