美男美女兄妹

☆ ページ31

あのあと先生からも早退の許可が出て、私は自分のカバンと涼太のカバンを持ち、涼太と一緒に学校を出た



『涼太歩ける？』



涼「うん……」




本人はうんって言うけど、後ろから見てたらすごいフラフラ笑



もー！しょうがないな！



『ほら！涼太後ろ乗って！』





私は今日朝乗ってきた自転車に乗りそう言った





涼「え…Aに漕がせるわけにいかないよ…」


『だーーめ！病人に漕がせるわけないでしょ？はやく！！！』



そういうと渋々私の後ろに乗った



『よし！じゃあしっかり捕まっててね！』



涼太を乗せた自転車を勢いよく発進させた






私の腰に回ってる涼太の体温がいつもより高い…


それに私の背中にもたれかかってる息も荒い





『ねえほんとに大丈夫なの？』



涼「うん………」




こりゃ相当やばい…！




はやく家に帰らなきゃ！



そう思い、より一層ペダルに力を込めた








家に帰る途中にスーパーとドラッグストアに行き、いろいろ買ってから帰宅した

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