☆ ページ17
剛典side
家族会議をした日から5日たった。
PM17:00
俺は大学の講義を終えて帰宅した。
いつもならサークルのみんなと遊びに行ったりするが、Aのことが心配で、最近早く帰るようにしている。
剛「ただいま〜」
亜「おかえりー」
剛「帰ってきてるの亜嵐だけ?」
亜「うん」
剛「高校生組は?」
亜「まだだよー」
涼太と玲於はあの日から毎日しっかりと、Aの見張りをしていて、放課後も一緒に帰ってきている。
(そんな心配すること無かったのかもなー)
また今日も昨日と同じように、涼太とAと玲於の3人で帰ってくると、安心しきってた。
_______でも、今日は違った。
PM18:00
ガチャッ、バン!
涼「ただいまっ…はぁ…っ」
玲「っ………はあ…ただいま……」
勢いよく玄関のドアを開けて帰ってきた涼太と玲於
剛「どうしたの?そんなに息切らして」
玲「ねえ、姉ちゃんまだかえってない?」
亜「いや、まだだけど…」
涼「放課後一緒に帰ろうとして教室に迎えに行ったんだけど、いなくてさ。今いろいろ探して来たんだけどどこにもいなくて………」
剛「それってまさか…」
俺が言いかけた時に、玄関があいて、臣兄ちゃんと隆二兄ちゃんが帰ってきた。
臣「どうしたの?みんななんか顔怖いんだけど」
隆「てか、Aは?」
亜「それがまた帰ってこなくて…」
臣「は、まさか…」
涼「どこに行ったかわかんないんだよね……」
隆「連絡はつくの?」
玲「さっきからずっと携帯にかけてるけど、繋がんなくって…」
剛「とりあえず、健二郎兄ちゃんに電話して。
もしかしたら、何かにあってるかもしれないけど、ここは一回冷静になって、みんなで家でAを待っていよ」
臣「はあ、何かあってからじゃ遅いんだよ」
剛「でもとにかく!一回落ち着いてみて?まだ18:30だよ。もしかしたら帰ってくるかもしれないし。どこにいるかもわからないし、連絡もつかないんじゃ探しようないでしょ?」
そういうとみんな納得はしてないような顔で、家の中にあがり、Aの帰りを待つことにした。
しばらくすると、健二郎兄ちゃんがダッシュで帰ってきて、すごい慌ててたけどとりあえず落ち着かせて、状況を説明し、一緒にAを待つことにした。
(お願いA。どうか無事でいて)
俺はずっとそう願っていた
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蒼愛(プロフ) - 時間PMじゃなくてAMだと思います! (2017年12月27日 15時) (レス) id: 9cfc6511e5 (このIDを非表示/違反報告)
なゆ(プロフ) - syoさん» ただいまです!笑こちらこそ小説読んで頂いてありがとうございます!★ (2015年12月28日 18時) (レス) id: 7d0e3fd1bf (このIDを非表示/違反報告)
なゆ(プロフ) - 詩織さん» ただいま!!!!!笑 (2015年12月28日 18時) (レス) id: 7d0e3fd1bf (このIDを非表示/違反報告)
なゆ(プロフ) - わかぴーさん» 頑張ります!ありがとうございます!★ (2015年12月28日 18時) (レス) id: 7d0e3fd1bf (このIDを非表示/違反報告)
なゆ(プロフ) - さあさん» ありがとうございます!!頑張りますね!(^O^) (2015年12月28日 18時) (レス) id: 7d0e3fd1bf (このIDを非表示/違反報告)
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