捕まる 15 ページ19
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「…ぜｯ、ぶ思い出した……っ、
人間なんて…っ一緒にいるべきなんかじゃなかった…！」
「っ…も、しかしてA…昔の…」
ぽろりと出た言葉は止まらずに口から転がって出ていく
「わかんない……っ、なんで…？だって、るすが大丈夫だって笑ってくれたから…！！
なのに…ｯなんでるすが人間と手を結んでるんだよ…！
優しくすんなよ…！！俺らみたいなのなんて…いらないんだろ…！？消えて…っ、なくなれ…って……！！」
そう言ってしまうと、訪れる静寂
今度は暴言を吐かれるんじゃないか
そう思ってしまうと、また息苦しくなって咳が飛び出してくる
「…っ、A…」
「やだ、何も聞きたくない…！
なんで嘘つくんだよ…？嘘つきなのは人間だけでいい…！」
涙でぐちゃぐちゃな顔になって、誰も視界に入って欲しくなくて目を瞑る
「…っ、！？」
ふわっ、と嗅いだことがある香りに包まれる
___そらるに、抱きしめられてる
「っは、？……ｯやだ、離せ…！」
「いいから。Aくん、全部luzに聞いた
昔のこともluzがずっとAくんに嘘ついてたことも
両親を殺されて、襲われて…怖かったよね」
「お前らなんかに…っ、わかるもんか…！」
「うん、そうだよ。俺たちには分からない
俺たち人間には、わかるはずのないことなんだ
でも、luzは違う。幼馴染でしょ？同じ悲しみを味わったんでしょ？
luzがAくんに嘘をついていたのだって何か理由があるのかもしれない
決めつける前に、一回、ちゃんと話してみたらどうかな」
「っ………」
抱きしめられていたのを離され、自然とるすの方に顔を向ける
「っ、A…」
「……」
「…俺、ずっとAのこと騙してた。許されへんかもしれないけど、ほんまにごめん
Aが傷ついてたの見るのが辛くて…嘘ついた
それに騙されるAに俺、甘えてた
Aを…いや、俺自身を守りたくて…注射なんか、刺されてないって言った
人間達はあの薬、力を最大まで弱める効果があるって言ってた。抱きしめてくれた時、本当に力が入ってなくて…
でも、そんなのでAのこと不安にさせたらあかんと思って、」
「…っ」
馬鹿だ、俺は
ずっと、一番に近くにいて心配してくれて…一緒にいてくれたのに
大切な奴のことを、疑うなんて
「……る、す…
…ご、ｯめん…！」
涙を零して、俺はるすに謝った
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七星(プロフ) - めちゃめちゃ好きです(((更新頑張ってください！ (2019年11月24日 22時) (
レス) id: 8b6f761c92 (このIDを非表示/違反報告)
?°.*月岡紫月(プロフ) - おとはさん» いえいえ、大丈夫ですよー！コメントありがとうございます！1番に決まったので、これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2018年8月28日 7時) (レス) id: 2bf2ea223d (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - すみません！締め切ってたのきずきませんでした！ (2018年8月27日 0時) (レス) id: 3fc70945f4 (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - 1でお願いしたいです！ (2018年8月27日 0時) (レス) id: 3fc70945f4 (このIDを非表示/違反報告)
?°.*月岡紫月(プロフ) - てんそら。さん» 返信遅れてごめんなさい(´；ω；｀)ご意見ありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2018年8月26日 12時) (レス) id: 2bf2ea223d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☽°.*月岡紫月 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=ce95804e5a2512c5decbe7fd8d0f5854...
作成日時：2018年2月26日 0時
