捕まる 1 ページ2
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「………っう"え"っ……ごほっごほっ……」
人間、というものが理解できない
こんな、教会とかいうものなんかを造って神だなんだと祀る。訳がわからない
___こっちとしては、少し好都合だけど
この教会という場所には、公にして来るのではなく密かに人が集まる場所なのだということがここ数年でわかった
だから、帰り道に1人や2人くらい攫ったところで俺の仕業なんてわかるわけない
「……はぁ」
___だが、問題点が1つ
「……不味いんだよなぁ、血が」
吸血鬼、というか、俺の家系は美味しいでなければ飲めない。吐いてしまうというなんともめんどくさい家系だった
そこら辺にいくらでもいる人間の血なんて、ただの鉄でしかない味しかしなくて
たまに500人に1人くらい美味いやつがいるが、それだけじゃ全く俺の腹は満たされず、
1ヶ月くらい血を飲み込めていないからむしろ今は餓死しそうなほどに減っている
「…………もう、死んでもいいかもな」
さっきまでバレないだのなんだの言っては来たが、
最近、死体がやっと見つかってきて吸血鬼の仕業なんて言われ始めている
警察というのは有能らしく、見つかるのも時間の問題かもしれない
…だったら、
なんて思い始めて、ふらふらともう動けないと音をあげている身体を無理やり立たせ歩き出す
_ぱっ
と懐中電灯のような光で照らされ、その方向を向くと___
「___君が、吸血鬼だね」
白髪と黒髪の男が立っていた
「……は？いやいや、人違い_ッ」
警察？少し想像とは雰囲気が違うけど…
このまま殺 されるなら本望じゃないか、もう疲れた
「…そう。俺が、吸血鬼」
ﾋﾞﾘｯ
そういうと白髪の男はニヤリと口角を上げたかと思うと
いつの間にか隣に立っていた黒髪の男が首に何かを付けたかと思えば電流が流れるような感じがして、そのまま意識を手放した
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七星(プロフ) - めちゃめちゃ好きです(((更新頑張ってください！ (2019年11月24日 22時) (
レス) id: 8b6f761c92 (このIDを非表示/違反報告)
?°.*月岡紫月(プロフ) - おとはさん» いえいえ、大丈夫ですよー！コメントありがとうございます！1番に決まったので、これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2018年8月28日 7時) (レス) id: 2bf2ea223d (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - すみません！締め切ってたのきずきませんでした！ (2018年8月27日 0時) (レス) id: 3fc70945f4 (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - 1でお願いしたいです！ (2018年8月27日 0時) (レス) id: 3fc70945f4 (このIDを非表示/違反報告)
?°.*月岡紫月(プロフ) - てんそら。さん» 返信遅れてごめんなさい(´；ω；｀)ご意見ありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2018年8月26日 12時) (レス) id: 2bf2ea223d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☽°.*月岡紫月 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=ce95804e5a2512c5decbe7fd8d0f5854...
作成日時：2018年2月26日 0時
