148話 ページ5
A)あー!お腹空いた!
四限が終わり机に倒れる
ラ)A〜お弁当食べよ〜
A)あっ、ごめんラウール今日は.........。
ラ)えっ.........。
A)や、やめてそんな目で見ないで←
ラ)なんでぇ〜
A)実は約束してましてね
?)そう、俺とね
ラ)!!舘さんっ
いつの間にか背後にいた宮舘先輩にグイッと肩を引かれる
宮)ごきげんよう観月さん、珍しい服装だね
A)すみません迎えまで、服に関しては色々ありまして...
宮)俺はどんな観月さんでも気にしないから大丈夫ですよ
スっと手の甲に口付けをされた
ロイヤルゥ←
ラ)え〜俺のA取らないでよ〜!舘さん
宮)約束は約束だからね
A)ごめんねラウール
宮)じゃあ行こうか
宮舘先輩について行こうとした時
ラ)Aお弁当は?
A)宮舘先輩が私の分まで作ってくれたの!
ラ)うわー、策略だ策略
宮)今日は貰ってくね
またサッと引かれて進行方向を向く
顔だけラウールに向けて
A)ごめんねラウール、いってくる
ラ)…もういいもん、めめと食べるもん
拗ねたラウールに苦笑いしながら教室を出た
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A)わー屋上なんて初めて来ました
宮)結構いいとこでしょ?
日当たりがよく花もいっぱい植わっていた
宮)その花達阿部と俺で育ててるんだけど、阿部が結構な頻度で枯らすんだよね←
A)水の量とか肥料とか考えすぎちゃうんですかね?
宮)阿部らしいよね
「また枯れた…」ってしょんぼりする阿部くんが想像出来て思わず笑みがこぼれた
宮)さぁ、どうぞ
開けられた大きなお弁当は色とりどりでとても美味しそうなものばかりだった
A)…今度作り方教えてください←
宮)観月さんの頼みならいつでも教えるよ
全部美味しそうでどれから手をつけていいかわからずオロオロする
A)先輩、1番自信のある料理はどれですか?
宮)うーん、卵焼きは毎朝作ってるけど
A)じゃあ卵焼きからいただきますね
ぱくっ、と口に入れれば味が広がる
A)び、美味←
宮)それはよかった
頬を緩ませていると
宮)よかったらこれも食べて欲しいな
そう言われて目をやると
そこにはあのハンバーグがあった
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作者名:白蛇 | 作成日時:2021年6月25日 22時