勿体ないほどの青春part7

158話 ページ16

電車から降り無事に合流し、4人で学校まで歩く


佐)電車組揃ったねー！


渡)言われてみれば確かに




電車通学は私たち4人で


自転車通学は康二くんとラウール


徒歩は照くんと阿部くんと宮舘先輩と目黒蓮


と、まぁこんな感じである←


電車組(？)は会うことが多いが、他のみんなは登下校中に会うことはほとんどない


まぁでも門に着けば




阿)おはよう！Aちゃん！と、ふっか達


宮)ごきげんよう観月さん、と、翔太達


岩)おはよ観月、と、佐久間達


と、生徒会の2人と体育委員長の照くんはあいさつ運動で会うので実質会わないのは3人←


佐)ついでかよ！俺ら！！←


深)クソーーーっ！←


渡)なんかもう慣れたわ←





そんなとこに


ラ)Aー！！！


目)ラウールそこ俺の場所


後ろから抱きついてくるラウールと眠そうな目黒蓮も来た


深)2人に至っては名前すら言ってくれな、ブブッ！！！


そう言うふっかに衝突したのは自転車




向)あかん！！遅れてまう！！


焦りすぎて当たったことにも気づいていない康二くんが通り過ぎてった←


A)康二くん！！


大きな声で名前を呼ぶ


向)あれ？！Aちゃんやん！


A)朝練頑張ってねー！！！


向)！！おん！！ありがとうな！！


また他の人を巻き込みながら去っていった←




深)俺には朝練頑張ってとか言ったことないくせに


ラ)俺も〜


A)まぁいいじゃん


渡)全然よくない


嫉妬してる数名←




A)照くん助けて〜


岩)はいはい、お前らやめろ


ラ)えーー俺のAなのに


目)俺のだから


阿)こーら


スっと救ってくれた阿部くん


A)阿部くん好き←


阿)ふふっ、まぁ俺のAちゃんだから、ね？


前言撤回。救ってくれてない←


佐)あざとい警察です！はい！逮捕ー！！








こうして賑やかに始まった朝


まさか"また"あんなことが起こるなんて


思いもしなかった


いや、私は"知らなかった"

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