絶対、好きになんかならない！2 (ページ9)

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ようやく、一階に到着すると外へ出る

「流石に、この時間帯になると

真っ暗ですね…」

広「それは、当たり前だろ？」

クスッと鼻で笑われた

剛「じゃあ…俺は、古城を送った行くので

社長、では、お先に失礼します」

引っ張られて、歩き始めた瞬間

グイッともう片方の手首を掴まれる

「とっとさ…」

まさかの展開で

危うく、名字で呼びそうになる

剛「社長、どうしたんですか？」

剛典のこの慌てぶりも、無理もない

広「古城さんとは、帰る方向が同じなんだ

だから、俺が責任を持って送るから、大丈夫

岩田君は、疲れてるだろうし

早く帰って休んだ方がいい」

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急に、どうしちゃったの登坂さん…？

剛「そうですか

でも、俺も送る約束をしてしまったので…」

広「じゃあ、古城さんに決めて貰えばいい」

「えっ！？

私ですか…？」

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そう勝手に決められると

二人の視線は、私に向いた