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☆74 ページ24
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仕事中でも、朝の事を思い出しては
ニヤけてしまう
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小春「ねぇ、さっきから
表情緩みっぱなしだよ？」
「そっそうかな？気のせいでしょ」
無意識に顔に出ちゃうくらい
嬉しさが溢れ出している
小春「何、この前の合コンで
彼氏でも出来たの？」
「そんなんじゃないよ…笑」
小春「あっそ…
でもそんな感じの匂いがするんだよね〜」
「はい、はい！
仕事してくださーい！！」
怪しんでくるので、適当にあしらう
好きな人と両思いになるって
こんなにも、幸せなことなんだな
.
あり得ないと思っていたから
今の状況が、夢みたいで
何だか、怖くなってしまう
そんな時、登坂さんから連絡がきた
'' 今、ニヤけてただろ？''
えっ？
どこかで、私の事見てるのかなと思うくらい
タイミングがいいので
怖くなって、あたりをキョロキョロする
でも、登坂さんの姿は見えなかったので
ホッと息を吐くと
またまた、登坂さんから連絡が入る
'' 近くにはいないから、安心しろ''
私の事が見えなくても
行動パターンが分かってるみたいで
まるで、登坂さんの手のひらで
踊らされている気がした
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作者名：メロンソーダ | 作成日時：2022年1月24日 16時
